インポート・フォーマットのドリルURLへのフィルタの追加

Oracle Enterprise Performance Management Cloudからデータ管理へのドリル・スルーを実行し、続いてNSPB Sync SuiteAppの保存された検索へのドリル・スルーを実行すると、場合によっては返されるレコードが多すぎることがあります。ガイドラインとして、ドリル・スルーで全レコードの金額を追加する場合は、EPM Cloudでドリル・スルーを開始した時点のデータ・セル上に数値が合計される必要があります。この問題を解決するには、インポート・フォーマットのドリル・スルーURLにフィルタを追加します。

フィルタを追加するには:

  1. 「設定」タブの「統合設定」で、「インポート・フォーマット」を選択します。

  2. 「インポート・フォーマット」サマリー・タスク・バーで、フィルタを追加するドリル・スルーに関連付けられたインポート・フォーマットを選択します。

    イメージはインポート・サマリー・セクションを示します。

  3. インポート・フォーマット・マッピング・セクションで、追加フィルタに関連付けられたソース・ディメンションを属性(ユーザー定義属性 - 必要に応じてマッピングまたはドリル・スルーに使用)列にマップします。

    これを行うには、「追加」をクリックし、「属性」を選択して、「ソース列」「属性」にマップします。

    たとえば、「Subsidiary ID」ソース列を「Attribute 4」行にマップできます。

  4. 「ドリル・スルーURL」で、イメージは「編集」アイコンを示します。をクリックし、追加フィルタのドリル・スルーに使用する検索タイプ条件を入力します。

    たとえば、追加フィルタとして「Subsidiary ID」を追加する場合は、パラメータのリストに&Transaction_SUBSIDIARY=$ATTR4$と入力します。

    この場合、次のようにドリル・スルーURL定義全体を指定します。

    Searchtype=Transaction&searchid=customsearch_nspbcs_trial_balance&Transaction_ACCOUNT=$ATTR1$&Transaction_POSTINGPERIOD=$ATTR2$&Transaction_SUBSIDIARY=$ATTR4$&Transaction_POSTING=T&

    詳細は、Oracle NetSuiteへのドリル・スルー・パラメータの定義を参照してください。

    注:

    ここでドリル・スルーURLの詳細コンポーネントを指定するとき、ソース・システムにドリル・スルーのサーバー・コンポーネントも設定する必要があります。Oracle NetSuiteへのソース接続の構成も参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

    最初にEPM Cloudからデータ管理へのドリル・スルーが選択された場合、追加レコードは含まれません。

    イメージは、Oracle Netsuiteドリル・スルーのデータ管理のランディング・ページを示します。

    Oracle NetSuiteへの2番目のドリルにも、追加レコードは含まれません。

    イメージはNSPB Sync SuiteAppの保存された検索のドリル・スルーを示します。