Date
は、オンライン・レポートにデータが挿入された日付と時刻、またはスナップショット・レポートが保存された日付と時刻を戻すテキスト関数です。これらの日付と時刻は、レポート・サーバーから取得され、レポート・サーバーがある国の日付と時刻に対応します。Date
は、テキスト・ボックス、テキスト・セル、行見出し、列見出しで使用できます。
注:
日付と時間のフォーマットはロケールによって異なります。このトピックの例は米国の場合です。構文:
<<Date("format,TimeZoneId")>>
引数 | 説明 |
---|---|
format |
デフォルトで日付/時刻のユーザー・プリファレンスに設定されます。有効な値は、Java 日付と時刻のformat文字では、大文字と小文字が区別されます。 |
TimeZoneId |
有効な値は、Java TimeZoneIDを使用している場合は、 |
表-14 日付と時刻のフォーマット用の文字
フォーマット用の文字 | 意味 | データ型 | 例 |
---|---|---|---|
G |
紀元 |
テキスト |
AD |
M |
月 |
テキストまたは数値 |
7月の場合、Mでは7、MMでは07、MMMではJul、MMMMではJulyと表示されます |
d |
日 |
数値 |
10 |
h |
時(午前/午後1-12時) |
数値 |
11 |
H |
時(0-23時) |
数値 |
22 |
m |
分 |
数値 |
30 |
s |
秒 |
数値 |
25 |
S |
ミリ秒 |
数値 |
978 |
E |
曜日 |
テキスト |
E: Tue EE: Tuesday |
D |
元旦から数えた日数 |
数値 |
189 |
F |
月の初めから数えた曜日 |
数値 |
<<Date("dd-MMM-yy ‘is the’ F 'th ' E 'of' ‘MMM")>>は、次のような値を戻します。 24-Dec-02 is the 4th Tue of Dec |
w |
元旦から数えた週の数 |
数値 |
27 |
W |
月の初めから数えた週 |
数値 |
2 |
a |
午前または午後 |
テキスト |
PM |
k |
時(1-24時) |
数値 |
23 |
K |
時(午前/午後0-11時) |
数値 |
午後3時37分の場合: 3 |
z |
タイム・ゾーン |
テキスト |
太平洋標準時 |
y |
年 |
数値 |
2002,02 |
' |
リテラル・テキスト |
テキスト |
<<Date(" D’the day of ’yyyy")>>は、「2002年の105日目」となります。 |
' ' |
2つ続けた一重引用符で、1つの一重引用符を示す |
テキスト |
<<Date("k:mm ‘O’’Clock’ a")>>は、「6:15 O'Clock PM」となります。 注: O'Clockのように、一重引用符やアポストロフィを表示するには、一重引用符を2つ続けて使用します(O''Clock)。 |
format文字を使用する際の考慮事項:
format文字の個数によって、フォーマットが決まります。
テキストでは、パターンを示す文字が4文字未満の場合は、短縮形または略号を使用することを意味します。
4文字以上は、完全な形式を使用することを意味します。
MとMMは、月の数字を使用することを意味します。
MMMは、月の3文字の短縮形(英語)を使用することを意味します。
MMMMは、月の完全な名前(英語)を使用することを意味します。
たとえば、4月24日の場合:
<<Date("dd-M-yy")>>は、24-4-02となります
<<Date("dd-MM-yy)>>は、24-04-02となります
<<Date("dd-MMM-yy")>>は、24-Apr-02となります
<<Date("dd-MMMM-yy")>>は、24-April-02となります
数字の場合は、数字のパターンを示す文字の個数は最小の桁数を示します。それより桁数の短い数字には足りない桁にゼロが挿入されます。年は特別な例です。"yy"では年数の最後の2桁が表示され、"yyyy"では4桁で年が表示されます。
たとえば、2月の場合:
<<Date("MM-yyyy")>>は、02-2002となります
すべて大文字で示されたアルファベット、またはすべて小文字で示されたアルファベットは、特別なformat文字であるかどうかにかかわらず、パターンとしてみなされます。
リテラル・テキストは一重引用符で囲みます。一重引用符(アポストロフィ)をリテラル・テキストで使用する場合は、テキスト全体を一重引用符で囲んだ上で、アポストロフィのかわりに一重引用符を2つ続けて使用します。
たとえば、4 o'clockと出力するためのフォーマットは、次のとおりです。
<<Date("hh 'o''clock' ")>>
例:
日付フォーマット | 結果 |
---|---|
|
23/3/02 |
|
23-Mar-02 |
|
Tuesday, March 23, 2002 |
|
12:52:05 PM |
|
12:52:05 PM Eastern Standard Time |
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Tuesday, March 23, 2002 AD time: 12:52:05 PM Eastern Standard Time |
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12:00 PM, Eastern Standard Time 注: テキスト内に1つの一重引用符が表示されるようにするには、一重引用符を2つ続けて入力する必要があります。 |