キー・アカウント・プランニングの有効化

ユーザーがプランニングを開始する前に、キー・アカウント・プランニングの機能を有効化する必要があります。

選択内容に基づいて、ディメンション、メジャー、フォームおよびその他のアーティファクトが作成されます。

注:

  • 初めて機能を有効化するときに、すべてのオプションおよびカスタム・ディメンションを定義します。追加ディメンションは後で追加できないので、ビジネスに必要なディメンションは慎重に検討してください。後でディメンション・エディタを使用してレポート(属性)ディメンションを追加できます。

  • 機能を後から無効化することはできません。

目標プランニングを使用して目標プランニングからキー・アカウント・プランニングにターゲット値をインポートする場合は、「ターゲットの目標」統合オプションを選択する前に、目標プランニングを有効にする必要があります。

前提条件:

キー・アカウント・プランニングでは、アプリケーションでハイブリッド・モードを使用している必要があります。Essbaseハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプション(BSO)キューブの有効化を参照してください。

  1. ホームページで「アプリケーション」「アプリケーション」アイコンをクリックし、「構成」「構成」アイコンをクリックします。
  2. 「構成」リストから、キー・アカウント・プランニングを選択します。
  3. 「構成」ページで、「機能を使用可能にする」をクリックします。
  4. 有効化する機能を選択してから、「有効化」をクリックします。

    機能は後で追加して有効化できるため、プランナが現在必要とする機能のみを有効化することをお薦めします。

表6-1 キー・アカウント・プランニング機能の有効化

有効化 説明
プランニング単位

テリトリまたはリソース別にキー・アカウント・プランニングを有効化します。

キー・アカウント・プランニングの階層のタイプを選択します。テリトリ別またはリソース別にプランニングできます。

目標プランニングをすでに有効にした場合、プランニング単位ディメンションが選択されています。たとえば、目標プランニング「テリトリ」別にプランニングするように選択した場合、キー・アカウント・プランニング「テリトリ」別のプランニングが自動的に選択されます。

プランニング機能

プランニング機能を選択します。

  • ベースライン・プランニング-「ボリュームと収益」または「収益」を選択します。デフォルトでは、ボリュームおよび収益が選択されます。

    「収益」のみのモデルの場合:

    • ボリュームに追加されるメジャーはありません。
    • 収益の計算はありません。収益は直接入力のみです。
    • アップリフトは、ボリュームではなく収益に基づいて計算されます。
    • 変動支出は、収益のパーセンテージとして計算されます。
    • ユニット当たり契約メジャーは追加されません。
    • ダッシュボードおよびフォームには収益のみが反映されます。
  • ビルディング・ブロック・プランニング—異なる価格設定、配置および製品バリアントなどのビルディング・ブロックを使用して、追加の非プロモーション販売プランの調整を特定します。
  • 取引プロモーション・プランニング—取引プロモーションを追加、分析および調整して、戦略的にターゲットとプランの間のギャップを埋めることで、顧客およびCOGSに指定されている追加の契約メジャーを含む、アカウントおよび製品グループ、取引経費、利益と損失別にプランニングされたベースに対する各プロモーションの増分アップリフト・パーセントを特定して、顧客の利益と損失に関する全体像を把握します。これには、次のものが含まれます:
    • 複数期間にまたがるプロモーション
    • 単一または複数製品のプロモーション
    • 期間内の同一製品に対する複数のプロモーション
    • 日付が重複している、同一製品に対する複数のプロモーション
  • 顧客の利益と損失—プロモーションの効果を分析します:
    • 顧客および製品グループ別
    • 収益およびアップリフト収益
    • 取引経費 – 変動および固定
    • COGS
    • 契約メジャー
  • 契約メジャーおよび売上コスト—「取引プロモーション・プランニング」および「顧客の利益と損失」を有効にした場合に使用可能です。「顧客の利益と損失」に、契約の仮定およびエントリのメジャーを追加します。必要に応じて、他のメジャーを追加できます。
  • 売上コスト—「取引プロモーション・プランニング」および「顧客の利益と損失」を有効にした場合に使用可能です。「顧客の利益と損失」に、売上コストの仮定およびエントリのメジャーを追加します。
インテリジェント・パフォーマンス管理

「ベース予測の実行」を選択して、履歴実績に基づいてベースライン・プランを予測する機能を有効化します。

テリトリまたは詳細レベル(製品や顧客など)別の履歴ボリュームまたは収益データがある場合、そのデータに対して統計分析を実行し、将来の結果を予測して、ベースライン・プランを形成できます。

統合先

「ターゲットの目標」を選択して、目標プランニングのターゲット目標データを統合する機能を有効にします。

このオプションを選択するには、その前に目標プランニングを有効にする必要があります。

このオプションを有効にすると、データ・マップの目標からキー・アカウント・プランニング収益のターゲット(目標プランニング単位が「金額」の場合)または目標からキー・アカウント・プランニングのターゲット(目標プランニング単位が「単位」の場合)が作成されます。

目標プランニングを確定する場合、キー・アカウント・プランニングのキー・アカウントおよび製品グループの販売ターゲットとして使用する目標プランニングからテリトリまたはリソース別の最終ターゲット目標数値をプッシュできます。データ・マップは販売データのみをプッシュします(プロモーション・データはプッシュしません)。

ディメンションのマップ/名前変更
  • アプリケーションにカスタム・ディメンションを追加します。「製品」および「アカウント」が指定されている場合、必要に応じてこれらの名前を変更できます。最大3個の追加カスタム・ディメンションを有効にできます。

  • カスタム・ディメンションを既存のディメンションにマップします。

  • 基本ディメンションの名前を変更します。

最初に機能を有効にする際に、カスタム・ディメンションの有効化、マップ、および名前変更を行う必要があります。

サインアウトし、再度サインインします。有効にした機能に応じて、ナビゲーション・フロー、ディメンション、フォーム、メジャーなど、キー・アカウント・プランニングのアーティファクトが移入されます。