右クリック・メニューへのコマンドの追加

右クリック・メニューは、選択したセルのコンテキスト内でよく使用するメニュー・アイテムにアクセスするための便利な方法です。

マニフェスト・ファイルを編集し、再デプロイまたは再サイドロードすることで、右クリック・メニューのアイテムに対してコマンドを追加および削除できます。

Note:

「コンテキスト・メニュー」ボタンおよび選択したメニュー・アイテムは、右クリック・メニューにのみ適用されます。

EPM Cloudのみ: 右クリック・コンテキスト・メニューのオプションは、プロバイダのリボンの「コンテキスト・メニュー」ボタンで使用できるオプションとは異なります。プロバイダのリボンの「コンテキスト・メニュー」ボタンで選択できるオプションは、サービス管理者およびフォーム・デザイナによって決定され、現在開いているフォームに定義されているビジネス・ルールまたはアクション・メニュー・アイテムで構成されます。

コマンドの追加

右クリック・メニューにコマンドを追加するには:

  1. 「マニフェスト・ファイルの作成」ページで、「コンテキスト・メニュー」ボタンをクリックします。

  2. コンテキスト・メニューのアイテムの選択ダイアログで、右クリック・メニューに追加するメニュー・アイテムの横にあるチェック・ボックスを選択します。

    最下位レベルのコマンド名のみを選択します。グループ名は選択できません。選択した後、「OK」ボタンをクリックします。

    右クリック・メニューに選択したアイテムは、コンテキスト・メニューのアイテムの選択ダイアログに、下線付きの赤い斜体のテキストで表示されます。

    次の例では、「ズーム・イン」および「ズーム・アウト」の両方の「次のレベル」コマンドが、「ピボット」「POVにピボット」「選択項目のみ保持」および「選択項目のみ削除」とともに右クリック・メニューに追加されていることがわかります:


    「ズーム・イン」オプションの「次のレベル」と「ズーム・アウト」オプションの「次のレベル」の両方が、「ピボット」、「POVにピボット」、「選択項目のみ保持」および「削除」とともに選択されています。これらのオプションが右クリック・コンテキスト・メニューに追加されます。
  3. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じ、「マニフェスト・ファイルの作成」ページに戻ります。

    次に示しているのは、前のステップで構成されたコンテキスト・メニューの例です。コンテキスト・メニューでメニュー・オプション名が繰り返されていることに注意してください:

    Figure 3-5 右クリック・コンテキスト・メニューの例

    右クリック・コンテキスト・メニューの例

コマンドの削除

右クリック・メニューからコマンドを削除するには:

  1. 「マニフェスト・ファイルの作成」ページで、「コンテキスト・メニュー」ボタンをクリックします。

  2. 「コンテキスト・メニューに対するアイテムの選択」ダイアログで、リストでアイテムを探し(アイテムの横にあるチェック・ボックスが選択されていいます)、チェック・ボックスをクリアします。

  3. 「OK」をクリックしてダイアログを閉じ、「マニフェスト・ファイルの作成」ページに戻ります。