データ・ソースへの接続について

Excel、WordおよびPowerPointのOracle Smart View for Officeから、共有接続またはプライベート接続を使用して、Oracle Enterprise Performance Management CloudOracle Enterprise Performance Management Systemのソースなど、サポートされている様々なデータ・ソースに接続できます。

このトピックでは、次を参照してください:

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目的 このビデオを見る

Smart View接続について学習します。

ビデオ・アイコン 概要: Smart View接続を使用したEPM Cloudおよびオンプレミス・データの活用

データ・ソースへの接続など、Smart Viewでのナビゲートについて学習します。

ビデオ・アイコン Smart Viewのナビゲート

このビデオを視聴して、単一の接続で複数のEPM Cloudビジネス・プロセスを設定する方法について学習します。

ビデオ・アイコン概要: EPM Cloudでのワークフローのカスタマイズ

共有接続とプライベート接続の例

次に、様々なタイプの接続の例およびそれらがSmart Viewパネルにどのように表示されるかを示します。Smart Viewでデータ・ソースに接続するとどのようになるかの参考にしてください。

  • 単一のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続。

    図4-1に例示したドロップダウン・メニューでは、ユーザーはPlanningデータ・ソース(これは「EPM Cloud」オプション)およびFinancial Reporting(レポート設定オプション)への接続にアクセスできます。

    図4-1 単一のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続


    単一のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続の例。EPM Cloudまたはレポート設定のいずれかに接続することを選択できます
  • 同じドメイン上の複数のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続。

    図4-2に例示したドロップダウン・メニューでは、ユーザーはサポートされている複数のEPM Cloudデータ・ソースにアクセスできます。たとえば、FinPlanはPlanningデータ・ソースに接続し、FinCloseはFinancial Consolidation and Closeデータ・ソースに接続し、WrkforceはWorkforceデータ・ソースに接続し、ReconはAccount Reconciliationデータ・ソースに接続するなど。

    サービス管理者が、ドロップダウン・メニューに表示されるデータソース名を指定します。

    図4-2 複数のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続


    複数のEPM Cloudデータ・ソースへの共有接続の例。ドロップダウン・メニューには、Narrative ReportingやTax Reportingなど、接続可能ないくつかのEPM Cloudビジネス・プロセスが表示されます

    EPM Cloud管理者: 単一の共有接続での複数のプロバイダの設定の詳細は、Planningの管理EPM Cloudの環境の接続を参照してください。

  • Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceの共有接続。

    図4-3に例示したドロップダウン・メニューでは、ユーザーはOracle EssbaseOracle Hyperion Planningなど5つのEPM Systemデータ・ソースにアクセスできます。

    図4-3 EPM Workspaceの共有接続


    EPM Workspaceへの共有接続の例。ドロップダウン・メニューには、Financial ManagementやStrategic Planningなど、接続可能ないくつかのEPM Systemアプリケーションが表示されます
  • プライベート接続

    図4-4に例示したドロップダウン・メニューにはEssbaseおよびOracle Hyperion Financial Managementに対する2つの接続が表示され、これらの接続は「プライベート接続」ウィザードを使用して作成されたものです。表示されている残りの接続は、クイック接続方法を使用して作成されたもので、Oracle Hyperion PlanningEssbaseなどへの接続があります。

    図4-4 様々なプライベート接続


    未定

共有接続とプライベート接続のガイドライン

  • リリース20.200以降、カスタムURL (つまり、バニティURL)を使用して、Smart Viewからデータ・ソース・プロバイダにアクセスできます。カスタムURLを構成するには、T.ly、Bitly、Rebrandly、TinyUrl、is.gdなどのサードパーティのリンク短縮サービス、またはYOURLSなどのオープン・ソース・ソリューションを使用します。次に、構成に応じて共有接続、プライベート接続またはクイック接続としてカスタムURLを使用します。

    注:

    • バニティURLを使用している場合は、サードパーティのリンク短縮ベンダーに機密データを転送する可能性があります。たとえば、リフレッシュまたは送信を実行する際、トランザクションでパスワード情報を転送している可能性があります。

    • バニティURLを使用してログインした場合、「オプション」ダイアログの「拡張機能」タブでは、拡張機能のインストールおよび更新コマンドである「更新、新規インストールおよびアンインストールのチェック」はサポートされません。

    管理者またはSmart Viewユーザーは、バニティURLを作成できます。バニティURLの作成の詳細は、選択したサードパーティのリンク短縮サービスのドキュメントを参照してください。

  • 一部のデータ・ソースでは、ワークシートごとに接続できるデータ・ソースは1つのみです。例外およびその他の接続ガイドラインを次に示します。

  • PlanningPlanningモジュールEnterprise Profitability and Cost ManagementフリーフォームFinancial Consolidation and CloseおよびTax Reporting:

    EPM Cloudの複数グリッド・ワークシートでの接続の変更の説明に従って、単一のワークシートの複数のデータベースに接続できます。

  • Essbaseクラウドおよびオンプレミス:

    • Oracle Essbaseクラウドに接続するときは、プライベート接続を使用する必要があります。

    • 複数グリッド・ワークシートでの接続の変更の説明に従って、単一のワークシートの複数のEssbaseデータベースに接続できます。

    • 同じサーバー上の別のアプリケーションに接続する場合でも、外部認証が使用不可の場合は、セキュリティ上の理由から接続のたびにユーザー名とパスワードを指定する必要があります。

    • Essbaseデータベースに接続されると、データベースに関連付けられているデータベース・ノートを表示できるようになります。データベース・ノートを表示するには、Smart Viewパネルで、Essbaseデータベースの名前を右クリックして、「データベース・ノート」を選択します。これらのデータベース・ノートは、Smart Viewからは編集できません。データベース・ノートは、VBA関数HypGetDatabaseNoteを使用してVBAに実装できます(Oracle Smart View for Office開発者ガイドHypGetDatabaseNoteを参照)。

  • Oracle Analytics CloudおよびOracle Business Intelligence Enterprise Edition

  • Narrative Reportingに接続するときは、プライベート接続を使用する必要があります。