このトピックは、Excelベースのリファレンス・ドックレットにのみ適用されます。
リファレンス・ドックレットの文書作成者は、レポート・コンテンツを作成し、リファレンス・ドックレットのコンテンツの名前付き範囲を定義します。通常、Excelの「数式」リボンの「名前の定義」または「名前の管理」アイテムからアクセスする「新しい名前」ダイアログ・ボックスを使用して、範囲名を作成できます。範囲名の詳細は、Microsoftドキュメントを参照してください。
リファレンス・ドックレットをレポート・パッケージに追加する前に、名前付き範囲を定義できます。
または、このトピックの説明に従って、文書作成フェーズ中に名前付き範囲を定義できます。
注:
この手順を開始する前に、文書作成フェーズが開始されていることを確認します。
Excelベースのリファレンス・ドックレットの名前付き範囲を定義するには:
- レポート・パッケージを開きます。
- リファレンス・ドックレットを開いてからチェックアウトします。
リファレンス・ドックレットがExcelで開きます。WordまたはPowerPointでレポート・パッケージを開いた場合、リファレンス・ドックレットを開くとExcelが起動します。
- レポート・コンテンツを作成します。
- 範囲名を選択したレポート・コンテンツに追加します。
リファレンス・ドックレットの任意のレポート・コンテンツまたはすべてのレポート・コンテンツに範囲名を追加できます。レポート・パッケージの文書作成者が使用できるコンテンツを決定します。
名前付き範囲が次に該当する場合、名前付き範囲が有効です:
名前付き範囲はレポート・パッケージの使用可能なコンテンツになることに注意してください。
- オプション: 埋め込まれたMicrosoft Word表内の「各ページにタイトル行を表示する」オプションを使用可能にするには、Excel名前付き範囲を編集して、コメント・フィールドに次の構文を追加します:
NR_Headings=#
たとえば、表のヘッダー行を表す名前付き範囲内に3行ある場合、次のように指定します:
NR_Headings=3
Wordドックレットに埋め込んだときに名前付き範囲が複数ページにわたる必要がある場合、ドックレット内で表がわたる各ページの列ヘッダーとして、示された数の行が繰り返されます。
- オプション: リファレンス・ドックレットで名前付き範囲を追加し、コンテンツを編集するときに、リファレンス・ドックレットのフォントの検証のステップを完了して、リファレンス・ドックレットで使用しているフォントがNarrative Reportingサービスでも使用可能であることを確認します。
- レポート・コンテンツおよび名前付き範囲をレポートに追加し、フォントを検証したら、リファレンス・ドックレットをアップロードしてチェックインします。
次のステップに進むため、リファレンス・ドックレットを少なくともアップロードする必要があります。
- Excelベースのリファレンス・ドックレットへの使用可能なコンテンツの追加に進みます。