フレックス・フォームでのメンバーの選択

ユーザーは、プロバイダのリボン(たとえば、Planningのリボン)から使用可能な「メンバー選択」ダイアログ・ボックスを使用して、行または列メンバーを選択してフレックス・フォームに追加できます。「メンバー選択」オプションはフレックス・フォームでのみ使用可能で、単純なフォームでは使用できません。

Note:

「メンバー選択」オプションは、Oracle Smart View for Office 21.100以上で使用可能です。

アド・ホック・グリッドにメンバーを追加するのと同様に、「メンバー選択」ダイアログを使用してフレックス・フォームに行または列メンバーを追加します。追加できるメンバーは、行または列ディメンションの基礎となるフォーム定義によって異なります:

  • 「ディメンション・プロパティ」設定でフォーム定義を超えてフレックスが選択されている場合、ユーザーはフォーム定義で指定されているメンバー以外のメンバーを選択できます。たとえば、フォームに製品ディメンションから「コンピュータ・アクセサリ」メンバーのみ含まれているとします。製品ディメンションに対してフォーム定義を超えてフレックスが選択されている場合、ユーザーは「製品」の他のメンバー(ノートブック、タブレットなど)をフレックス・フォームに追加できます。これらのメンバーは、リフレッシュ時に保持されます。詳細は、フォーム定義を超えるフレックス操作を参照してください。

  • フレックス・フォームのフォーム定義で、特定のメンバーがディメンションに含まれていない場合は、「メンバー選択」ダイアログでそれらのメンバーを選択して追加できても、リフレッシュ時にそれらのメンバーは削除されます。

    Note:

    フォーム定義以外のメンバーを追加するには、該当するディメンションでフォーム定義を超えてフレックスを有効にします。

「メンバー選択」では、アプリケーション・レベルで定義されたデフォルトの別名表が使用されます。メンバーがグリッドに挿入されると、リフレッシュが実行されるまでそのメンバーはメンバー名で表示され、その後、アプリケーション設定に応じて別名が表示されます。