アド・ホック問合せとしてのレポートのインポート

レポートをアド・ホック問合せとしてOracle Smart View for Officeにインポートして、使用可能なアド・ホック操作を実行できます。

このトピックの手順では、Excel用Smart Viewで開始するアド・ホック・グリッドとしてのレポートのインポートについて説明します。

Webアプリケーションで「Download as Excel Ad Hoc」コマンドを使用して、レポートをアド・ホック・グリッドとしてExcel用Smart Viewにインポートすることもできます。詳細はレポートの使用のSmart Viewでのレポートの操作を参照してください。

Note:

開始する前に、ExcelでSmart Viewを起動し、データ・ソースへの接続の説明に従って、サポートされているOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementデータ・ソースに接続します。

レポートをアド・ホック問合せとしてSmart Viewにインポートするには:

Smart Viewパネルで、「レポート」フォルダに移動します。
ビジネス・プロセスで使用できるすべてのレポートは、「レポート」フォルダからアクセスできます。
Note:
- ほとんどのCloud EPMビジネス・プロセスの場合、「レポート」フォルダはアプリケーション・フォルダの下にあります。
- Narrative Reportingの場合、「レポート」フォルダは「ライブラリ」フォルダの下にあります。
レポートを展開して、使用可能なグリッドを表示し、グリッドを選択します。
アクション・パネルで、「アド・ホック問合せとしてインポート」をクリックします。
または、グリッドを右クリックして「アド・ホック問合せとしてインポート」を選択します。

レポートのグリッドは、Smart Viewでアド・ホック問合せとして表示されます。プロバイダ・アド・ホックのリボンとPOVツールバーが表示されます。
Note:
- Webアプリケーションでレポートを参照したときに表示されるフォーマットは、Smart Viewにグリッドがインポートされると使用できません。
- レポート・グリッドのテキストおよび式の行と列は、Excelにインポートされません(データのみインポートされます)。
- ネイティブ・モード(Smart Viewの「アド・ホック動作」オプション=「ネイティブ」)に設定されているCloud EPMアプリケーションを操作している場合、POVディメンションは、POVツールバーとグリッドのページ・ディメンションの両方で表示されます。
  
  さらに、「別名の変更」操作を実行すると、メンバーが正しい位置にないことを示すエラーが発生する可能性があります。
必要に応じてアド・ホック操作を実行します。
たとえば、次のようなことができます。
- メンバーにズーム・イン
- 使用可能であれば、データ・プロバイダ・アド・ホックのリボンの「POV」ボタンをクリックし、POVツールバーの表示と非表示を切り替えます
- POVディメンションまたはメンバーをグリッドにピボット
- 「メンバー選択」を使用してグリッドの視点を変更します