フォームでの有効な交差の使用

データ・ソース・タイプ: Planning

関連項目:

例9-3

  1. フォームを開きます。

    フォームは、ディメンションに対するユーザーのアクセス権に基づき、フォーム定義の指定に従ってメンバーが選択された状態でレンダリングされ、有効な交差グループが適用されます。また、最近使用された有効な交差が現在の選択肢として示されます。

  2. ページ・ドロップダウン・リストの一番下の「<選択のクリア>」オプションで、フォームが有効な交差に対応していることを確認します。
  3. 有効な交差にある書込み可能セルにデータを入力して送信します。

    図9-8では、Entityディメンションのメンバー420:Sales Eastが選択されており、各製品のセルが書込み可能です。P_TP1:Computer EquipmentおよびP_TP2:Computer Accessoriesのセルには書き込みできません。これらのセルでは製品セルのデータの合計がロールアップされるためです。

    図9-8 書込み可能なセルを含むフォーム(無効な交差なし)


    無効な交差のないフォームが表示されます。各製品のセルは書込み可能です。製品カテゴリ合計のセルは書込みできません。

例9-3 フォームでの有効な交差の使用

  • ページ・ドロップダウン・リストでの有効な交差の使用の例と同様に、Entityディメンションで410:International Salesメンバーが選択されたとき、ProductディメンションのメンバーP_260:Game、P_270:CameraおよびP_280:Televisionは編集できません。図9-9では、それらの交差にあるセルに#Missingと表示され、編集できないことが示されます。

    フォームのその他のセルは編集可能で、有効な交差とみなされます。

    図9-9 3つの製品の編集不可のセルを示すフォーム


    Entityディメンションで410:International Salesメンバーが選択されたとき、ProductディメンションのメンバーP_260:Game、P_270:CameraおよびP_280:Televisionは編集できません。これらのセルは編集不可であることが#Missingによって示されます。
  • ここでも、ページ・ドロップダウン・リストでの有効な交差の使用の例と同様に、Entityディメンションで421:Sales NorthEastメンバーが選択されたとき、ProductディメンションのメンバーP_220:Software SuiteおよびP_250:Network Cardは編集できません。図9-9では、それらの交差にあるセルに#Missingと表示され、編集できないことが示されます。

    フォームのその他のセルは編集可能で、有効な交差とみなされます。

    図9-10 2つの製品の編集不可のセルを示すフォーム


    421:Sales NorthEastメンバーがEntityディメンションで選択されています。ProductディメンションのメンバーP_220:Software SuiteおよびP_250:Network Cardは編集できません。これらのセルは編集不可であることが#Missingによって示されます。