ディメンションのプロパティの表示

「Essbase」リボン「プロパティの挿入」コマンドを使用して、アド・ホック・グリッドでディメンションのプロパティを簡単に表示できます。

データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase
選択したディメンションのプロパティを表示するには:
  1. Essbaseに接続されたアド・ホック・グリッドで作業していることを確認します。
  2. 「Essbase」リボン「プロパティの挿入」を選択します。

    「プロパティの選択」ダイアログが表示され、ディメンションに使用可能なプロパティがリストされています。

  3. 図7-9に示すように、チェック・ボックスを使用してグリッドに表示するプロパティを選択します。

    または、「すべて選択」をクリックしてすべてのディメンション・プロパティを選択します。

    図7-9 プロパティがいくつか選択された「プロパティの選択」ダイアログ


    プロパティと各プロパティの横に選択できるチェック・ボックスが付いたリストが表示されたAccountディメンションの「プロパティの選択」ダイアログ。
  4. 「OK」をクリックします。

    選択したディメンション・プロパティとその値が、選択したディメンションの左の列に表示されます。グリッドで、ディメンション・プロパティ列の見出しは次のように示されます。

    Dimension Name:Property Name

    例:

    Account:#ACCOUNTTYPE#

    Account:prop32C

    シナリオ例では、次のグリッドでセルA3のAccountを選択します。


    行(セルA3)にAccountディメンションを含み、Dim1(セルB1)およびDim2(セルB2)の2つの列ディメンションを含む単純なグリッド

    「プロパティの挿入」をクリックし、図7-9のように選択します。

    ディメンション・プロパティがアド・ホック・グリッドの左側の列に挿入されます。これで、アド・ホック・グリッドは列Eから始まります。列AからDには、ディメンション・プロパティ情報が含まれます。


    4つのディメンションのプロパティを挿入すると、アド・ホック・グリッドは右に移動して列Eから始まります。最初の4列には、選択した4つのディメンション・プロパティが行2に、その値が行3に含まれています。

    ディメンション・プロパティが表示されている場合、プロパティがグリッドの左に挿入されているかぎり、「ズーム・イン」「選択項目のみ保持」などのアド・ホック・コマンドを使用してグリッドの操作を続けることができます。

    注:

    この機能は、今後のEssbaseリリースでサポートされる予定です。

    また、管理者は、Oracle Smart View for Officeで表示するディメンション・プロパティについてEssbaseでデータベースを設定する必要があります。

  5. オプション: ディメンションプロパティを表示した後、ディメンションプロパティを含む列を削除してもアド・ホック・グリッドで作業を続けることができます。