Smart Viewでサポートされている関数を使用して、Excelシートの特定のセルのデータを取得して送信できます。
データベースの内容を詳しく把握している場合は、Smart Viewの関数を使用して、Excelのセルにある特定のデータを操作できます。
Smart Viewで、「関数ビルダー」パネルを使用してシートのセルに関数を追加するか、これらの関数をシートのセルに手動で入力して、接続名とPOVを指定し、リフレッシュしてデータを取得できます。
Smart Viewでは、次の関数がサポートされています。
表17-1 Smart Viewの関数およびサポートされているプロバイダ
関数 | 説明 | サポートされるプロバイダ |
---|---|---|
この関数を使用して静的なレポートを作成し、その後、アプリケーション・データを特定のセルに取り込むことで必要に応じてそのレポートをフォーマットできます。 |
|
|
ディメンションの選択済メンバーに基づいて、データ値をワークシートからデータ・ソースに送信するために使用されます。 |
|
|
指定されたディメンション・メンバーの別名を表示するために使用されます。 |
|
|
現在のシートの詳細情報を、シート・プロパティごとに取得するために使用されます。 |
|
関数の使用に関するガイドライン
Smart Viewで関数を使用する際は、次のガイドラインを考慮してください:
関数は、リフレッシュしたときにのみ検証されます。
いずれかの関数が無効な場合は、シート上のすべての関数(有効な関数も含めて)に#Error
が表示されます。たとえば、ディメンションまたはメンバー名が無効な場合、関数は無効になります。関数のエラーを確認し、修正してから、シートを再度リフレッシュします。
管理者: Oracle Smart View for Office (Macおよびブラウザ)ユーザー用に関数を実装するには、Oracle Smart View for Office (Mac and Browser)のデプロイおよび管理で説明しているように、サービス管理者が関数のサポートを含めるオプションを有効にして、マニフェスト・ファイルをデプロイします。新しいマニフェストをサイドローディングしたり、ユーザーにデプロイする前に、すべてのユーザーが自身のブラウザ・キャッシュをクリアする必要があります。