プロキシ・サーバー使用時のEPMAT-7: Unable to Connect, Unsupported Protocol: httpsエラーの解決

このエラーは、使用しようとしているHTTPプロキシ・サーバーとのセキュアな接続を確立するために、EPM自動化で使用されるルートCA証明書を使用できない場合に表示されます。

Windowsでは、EPM自動化は、C:\Oracle\EPM Automate\jre1.8.0_401\lib\security\cacertsにインストールされているルートCA SSL証明書を使用して、使用されるプロキシ・サーバー(ある場合)との通信を保護します。ルートCA証明書がこのストアにない場合、このエラーを解決するには、それをインストールする必要があります。通常、この証明書は、コンピュータで使用されるデフォルトの証明書ストアにあります。Windowsネットワーク管理者と協力するか、次の手順を使用し、それを特定してインポートします。

EPM自動化で使用される証明書ストアにルートCA証明書をインストールするには:

  1. 現在のEPM自動化証明書ストア(通常はC:\Oracle\EPM Automate\jre1.8.0_401\lib\security\cacerts)のバックアップ・コピーを作成します。
  2. ブラウザからOracle Enterprise Performance Management Cloud環境にログインして、ご使用のブラウザに該当するステップを完了し、使用されているルートCA証明書を特定して保存します:
    • Mozilla Firefox:

      1. URLバーの「認証局」(南京錠)アイコン、「安全な接続」「詳細を表示」の順にクリックします。
      2. 「セキュリティ」で、「証明書を表示」をクリックします。
      3. 「証明書」で、ルートCA証明書をリストするタブを開きます。
      4. 「その他の情報」セクションで、「ダウンロード」の横にある「PEM (証明書)」をクリックして、Firefox用に設定されているダウンロード・フォルダに特定の証明書を保存します。
    • Microsoft Edge:

      1. URLバーの「サイト情報の表示」(南京錠)アイコン、「接続がセキュリティで保護されています」「証明書を表示する」の順にクリックします。
      2. 「証明書ビューアー」で、「詳細」をクリックします。
      3. 「証明書の階層」で、ルート証明書をクリックし、「エクスポート」をクリックします。
      4. コンピュータ上の便利な場所に証明書を保存します。
    • Google Chrome:

      1. URLバーの「サイト情報を表示」アイコン、「この接続は保護されています」「証明書は有効です」の順にクリックします。
      2. 「証明書ビューアー」で、「詳細」をクリックします。
      3. 「証明書の階層」で、ルート証明書をクリックし、「エクスポート」をクリックします。
      4. コンピュータ上の便利な場所に証明書を保存します。
  3. 昇格されたコマンド・プロンプト・ウィンドウから、EPM自動化で使用されるJREのbinフォルダ(通常はC:\Oracle\EPM Automate\jre1.8.0_401\bin)に移動します
  4. Java keytoolを実行し、ステップ2でエクスポートしたルートCA証明書をインポートします。キーストア・パスワードの入力を求められたら、デフォルト・パスワードであるchangeitを使用します。
    keytool -import -alias "ROOT_CA_NAME" -keystore "EPM Automate_KEYSTORE_LOCATION" -file "NAME_AND_LOCATION_EXPORTED_CA_ROOT_CERTIFICATE" 
    "EXPORTED_CA_ROOT_CERTIFICATE" 
    たとえば、次のコマンドを使用して、前にC:\downloads\DigiCert Global Root CA.crtとしてエクスポートしたDigiCert Global Root CA証明書をインポートします:
    keytool -import -alias "DigiCert Global Root CA" 
    -keystore "C:\Oracle\EPM Automate\jre1.8.0_111\lib\security\cacerts" -file "C:\downloads\DigiCert Global Root CA.crt"

その他のプロキシ関連の問題の修正の詳細は、プロキシの問題の修正を参照してください。