マイナスのドライバ・データ値の使用の回避

ドライバ・データにマイナスの値を使用すると、配賦エンジンに問題が生じることで、予期しない結果となり使用できなくなる可能性があります。配賦エンジンでは、各宛先の場所にあるドライバ値が、ドライバ値/すべてのドライバ値の合計の比率において分子として使用されます。この配賦比率にソース値を掛けると、宛先に適用するAllocationInの金額が決定されます。プラスとマイナスのドライバ値を混在させて使用すると、分母が不正確となる状況が生じ、ルール結果においてAllocationInの金額のインフレーションおよびデフレーションを引き起こす可能性があります。これらの結果は説明が非常に困難なため、このような状況を完全に回避することがベスト・プラクティスです。