データ権限の処理と行の競合解決に際しては、次のルールが適用されます。
すべてのメンバーに対してディメンションのデフォルト・アクセスを「読取り」または「なし」に設定し、データ権限のベースラインとする必要があります。
同じデータ権限内に2行存在する場合は、2行目(最後の行)が優先されます。
データ権限内に割り当てられた親/子関係が競合している場合は、行の順序に基づいて競合が解決されます。
データ権限内で行の順序を変更すると、そのデータ権限の有効な権限も変更されます。
データ権限の処理時には、指定したユーザーが個人であるかグループであるかは問題になりません。
同じディメンションに2つの異なるデータ権限が存在する場合は、より非制限的なデータ権限が優先されます。行間でルールが競合している場合は、最後の行が優先されます。