11 サンプルのインストール

Narrative Reportingでは、レポート・パッケージ、アプリケーションおよび管理レポートの使用方法の学習に役立つサンプルが提供されています。次のものを使用できます。

  • サンプル・レポート・パッケージ(MS Word、PowerPointおよびPDFレポート・パッケージ・タイプ)は、レポート・パッケージ機能やレポート・センター、ドックレット、フェーズ、埋込みコンテンツ、変数などの該当するコンテンツを理解するために役立ちます。3つのサンプル・レポート・パッケージ・タイプのすべてにおいて、フェーズおよびユーザー割当ては有効化および定義されていませんが、サンプル・ファイルをインポートした後、レポート管理者がフェーズを有効にし、日付を定義してユーザーを割り当てることができます。サンプル・レポート・パッケージの使用方法の詳細は、サンプル・レポート・パッケージの操作を参照してください。

  • サンプルレポートは、レポートの機能を理解するために役立ちます。

  • サンプル・ブックは、ブック機能を理解するために役立ちます。

  • サンプル・バースティング定義は、バースティング機能を理解するために役立ちます。

インストール時に、「ダウンロード」メニューから「サンプル・コンテンツの取得」処理を実行すると、すべてのサンプル・コンテンツが自動的にデプロイおよびインポートされます。Samplesフォルダは、アーティファクト・タイプ(レポート・パッケージ、レポート、スナップショット・レポート、ブックおよびバースティング定義)ごとのサブフォルダで編成されます。


ライブラリ内のサンプル・フォルダ

サンプルのインストール

サンプル・ファイルを利用するには、サービス管理者がユーザー・メニューからサンプルをインストールする必要があります。

サンプルをインストールするには:

  1. Narrative Reportingホーム・ページで、画面右上隅にある自分のユーザー名をクリックして、「設定と処理」にアクセスします。

  2. 「ダウンロード」を選択します。


    ユーザー・メニューのダウンロード・オプション
  3. ダウンロード・ページで、「サンプル・コンテンツの取得」をクリックします。


    サンプル・コンテンツの取得

    注:

    サンプル・アプリケーションがロードおよびデプロイされ、すべてのサンプル・ライブラリ・アーティファクトが暗黙的に自動インポートされます。

標準およびエンタープライズ・ライセンスの場合、サンプルのインストール時にサンプル・アプリケーションが生成され、1つのモデル、7つのディメンションおよび対応するデータが移入されます。サンプル・アプリケーションは、レポートおよびレポート・パッケージのリファレンス・ドックレットのソースです。これは、Oracle Smart View for Officeで問い合せることもできます。サンプル・アプリケーションは、「サンプル・コンテンツの取得」処理の実行中に、自動的にデプロイされます。

以前のEnterprise Performance Reporting SKU (2019年6月より前)の場合、カスタム・アプリケーションがデプロイされていると、サンプル・アプリケーションはデプロイされません。この場合、サンプル・アプリケーションが存在しないため、レポートおよびレポート・パッケージのリファレンス・ドックレットはリフレッシュ不可になります。カスタム・アプリケーションが存在しない場合、サンプル・アプリケーションはデプロイされます。

詳細は、次のトピックを参照してください。