ドックレットのレポート・ベースのコンテンツの挿入または削除

レポート・パッケージの所有者が作成したリファレンス・ドックレット、およびレポートの形式で追加されたコンテンツを使用して、ドックレットの文書作成者はドックレットに対して埋込みコンテンツを追加または削除できます。たとえば、ドックレットの文書作成者は、レポートのリファレンス・ドックレットから、収益性のチャートをドックレットの埋込みコンテンツとして追加できます。

注:

Narrative Reportingから埋込みコンテンツを追加する場合、埋込みコンテンツはWordベースのドックレットの最後に挿入されます。または、追加のスライドがPowerPointベースのドックレットの最後に作成され、そこに埋込みコンテンツが配置されます。Oracle Smart View for Officeでは、ドックレットの特定の位置にコンテンツを挿入できます。詳細は、Smart ViewでのNarrative Reportingの設定を参照してください。

ドックレットの使用可能なコンテンツを挿入または削除するには:

  1. アクセス権があるレポート・センター内のドックレットを選択し、ドックレット処理矢印をクリックして、「コンテンツの処理」「チェック・アウト」の順に選択します。
  2. 「コンテンツの処理」を選択し、それから「埋込みコンテンツの検査」を選択します。ドックレットの「検査」ダイアログが表示され、デフォルトで「埋込みコンテンツ」タブが表示され、以前に追加された使用可能なコンテンツが表示されます。
  3. 埋込みコンテンツをドックレットに追加するには、追加を選択します。「使用可能なコンテンツの埋込み」ダイアログが表示されます。埋込みに使用可能なコンテンツを選択して、「OK」をクリックします。「クローズ」をクリックして、「埋込みコンテンツ」ダイアログをクローズします。
  4. 埋め込むソース・オブジェクトを選択し、「OK」を選択します。コンテンツはNarrative ReportingのWordドックレットの最後またはPower Pointプレゼンテーションの最後の新しいスライドに埋め込まれます。

    注:

    使用可能なコンテンツはドックレット内で編集できません。リファレンス・ドックレットのMicrosoft Office Excel文書またはレポートのみで変更できます。
  5. オプション: 文書作成者は、新規レポート・コンテンツを追加できます。「使用可能なコンテンツの埋込み」ダイアログから、ダイアログの下部にある「新規レポート・コンテンツ」を選択します。
    「新規レポート・コンテンツ」ダイアログ・ボックス。
  6. 完了したら、「OK」を選択します。
  7. オプション: 「埋込みコンテンツ」ダイアログの「レポート・コンテンツ」タブから、埋込みレポート・コンテンツを削除できます。削除するレポート・コンテンツの横にある削除を選択します。警告メッセージが表示されます。
  8. 「クローズ」を選択します。
  9. 「コンテンツの処理」「チェック・イン」の順に選択します。
  10. 「クローズ」を選択します。
  11. オプション: 「コンテンツの処理」「埋込みコンテンツのリフレッシュ」の順に選択します。これにより、上記のステップで実行した追加または削除を含めて、ドックレットで使用されているすべての埋込みコンテンツが更新されます。
    リファレンス・ドックレットをチェック・インすると、サーバーでは、リファレンス・ドックレットからの埋込みコンテンツがあるすべてのドックレットが自動的にリフレッシュされます。ドックレットをプレビューすると、更新されたレポート・コンテンツが表示されます。
  12. 正しく変更されている場合は、「コンテンツの処理」「アップロード」「チェック・イン」の順に選択します。

    注:

    • PowerPointレポート・パッケージで、テキスト・ボックス内で使用されるフォントがクライアント・マシンにインストールされていない場合は、埋め込まれたレポート・ノートまたはテキスト・ボックスが、PowerPoint内でゆがんで表示されたり、テキストが重なって表示される場合があります。これを修正するには、テキスト・ボックス内で使用されている欠落フォントをクライアント・マシンにインストールします。

    • PowerPointレポート・パッケージで、PowerPointプレゼンテーションが「別名保存」関数を使用してPDFファイルに変換されると、埋め込まれたレポート・ノートまたはテキスト・ボックスがゆがんで表示されたり、テキストが重なって表示される場合があります。ベスト・プラクティスは、ブラウザからPDFに発行または「PDFとしてプレビューをダウンロード」を使用して、PowerPointレポート・パッケージまたはドックレットをPDFに変換することです。または、PowerPoint内の「PDFに印刷」関数を利用できます。

    • PowerPointで、「軸」および「データ」ラベル内に下線付きのテキストを含む埋込みレポート・チャートは、下線が部分的に適用されて表示されることがあります。