レビュー・フェーズでは、レポート利害関係者が、レポート・パッケージのコンテンツについてレビューしたりフィードバックを送信することができます。レビュー担当者は、レポート・パッケージの自分に割り当てられている領域に関するコメントを入力します。これは、レポート・パッケージ全体である場合や、セクションや特定のドックレットで構成されるサブセットである場合があります。レビュー担当者は、Web上のレビュー・センターまたはOracle Smart View for Officeを使用して、コメントを入力、レビューしたり、コメントに応答することによって、フィードバックを送信します。
レビュー・フェーズ・プロセスは次のとおりです。
例2-1 コラボレーション・レビュー・プロセス
レビュー担当者は、他のレビュー担当者のコメントを表示したり、そのコメントに追加したり、コメント・スレッドを作成することでコラボレーションします。たとえば、前のレビュー担当者がした質問に対する回答を自分が知っている可能性があります。コメントに追加して回答を入力できます。
例2-2 反復レビュー・プロセス
レビューは反復の場合があり、レポート・パッケージ所有者は、必要なレビューのタイプに応じて複数のレビュー・サイクルをスケジュールできます。たとえば、複数下書きレビュー・プロセスの場合、レビュー・プロセスには次のものが含まれる可能性があります。
3つの下書きを含む複数のレビュー・サイクル
下書きに応じて異なるレビュー割当て。次に例を示します。
マネージャ・レベル用の最初の下書き
役員レベル用の2番目の下書き
CEO、CFOなどのための3番目の下書き
レビュー対象ユーザーを割り当てることができる領域に応じて異なるレビュー割当て:
レポート全体
セクション
ドックレット
反復レビュー・プロセスに関する重要な留意点:
新しいレビュー・インスタンスには、コンテンツの変更が取り込まれます。
コメントはレビュー・サイクル間で保持されるため、レビュー担当者は前のコメントやその対処方法を確認できます。
すべてのレビュー・サイクルがクローズされると、レビュー・フェーズは完了します。