データの抽出

モデルからデータを簡単に抽出できます。モデル内のすべてのデータを抽出するか一部のデータのみを抽出するかを選択できます。ベスト・プラクティスとして、次のために抽出を実行することをお薦めします。

  • 定期的にモデル内のデータをバックアップする

  • 「すべてのデータのクリア」または「部分的なデータのクリア」処理を実行する前にデータをバックアップする

モデルからのすべてのデータの抽出

モデルからすべてのデータを抽出するには:

  1. 「モデル」ドロップダウン・メニューから「データの抽出」を選択し、「すべてのデータ」を選択します。


    「すべてのデータの抽出」メニュー・オプション
  2. ターゲット・ファイル名を指定します。ファイルはZIPファイルであるため、.zip拡張子が自動的に追加されます。


    「すべてのデータの抽出」ダイアログ
  3. データ抽出用のライブラリ内の場所を選択します。

  4. 抽出オプションを指定します。

    • ファイル・デリミタ文字(タブ、スペース、カンマ、コロン、セミコロン)

    • テキスト修飾子(二重引用符または一重引用符)

  5. 「データの抽出」をクリックします。データを抽出するバックグラウンド・プロセスが開始されたことを伝える確認メッセージが表示され、ライブラリ内で指定した場所にデータが保存されます。

モデルからの部分的なデータの抽出

モデルから部分的なデータを抽出するには:

  1. 「モデル」ドロップダウン・メニューから「データの抽出」を選択し、「部分的なデータ」を選択します。


    「部分的なデータの抽出」メニュー・オプション
  2. 「ディメンション」ドロップダウンからディメンションを選択します。たとえば、「Fiscal Calendar」を選択します。

  3. 「メンバー・セレクタ」アイコンをクリックすると、メンバーの選択と次のレベルへのドリルダウンを行うことができます。


    「部分的なデータの抽出」ダイアログの「メンバー・セレクタ」アイコン
  4. 矢印アイコンをクリックして選択内容にメンバーを追加します。


    「メンバー・セレクタ」に表示されたFiscal Calendarの第1四半期

    Q1のようにメンバーが親である場合は、選択内容リストにBottom関数が自動的に追加されます。この関数は、選択したメンバーの下にある階層内のすべての最下位レベル・メンバーを返します。

  5. これらのステップを繰り返し、部分的なデータ抽出を定義する残りのディメンションとメンバーを選択します。


    ディメンション/メンバーが選択された「部分的なデータの抽出」ダイアログ
  6. ターゲット・ファイル名を指定します。ファイルはZIPファイルであるため、.zip拡張子が自動的に追加されます。

  7. データ抽出用のライブラリ内の場所を選択します。

  8. 抽出オプションを指定します。

    • ファイル・デリミタ文字(タブ、スペース、カンマ、コロン、セミコロン)

    • テキスト修飾子(二重引用符または一重引用符)

  9. 「データの抽出」をクリックします。データを抽出するバックグラウンド・プロセスが開始されたことを伝える確認メッセージが表示され、ライブラリ内で指定した場所にデータが保存されます。

    以下に、抽出したデータ・ファイルの例を示します。


    抽出したデータ・ファイルの例