オンデマンド・ルールの計算ステータス

オンデマンド・ルールを起動して計算のエンティティを指定すると、そのエンティティの現在の計算ステータスとは無関係にリスト内のすべてのエンティティが処理されます。

オンデマンド・ルールの実行後、ルールにおけるすべてのエンティティのステータスは、「影響」に変化します。

エンティティが「影響」になると、システムは、適用可能な親メンバーおよび祖先と、将来の期間についてそれらのルールに準拠します。

ロックされたエンティティ

エンティティがロック済になると、ロックされたエンティティに対してルールは実行されません。ルールの「実行時プロンプト」に複数のエンティティが含まれ、その一部のエンティティのみがロックされている場合、それらのエンティティはスキップされますが、他の有効なエンティティについては引き続きルールが実行されます。

「表示」または「なし」アクセス権のあるエンティティ

ユーザーがエンティティに対する「表示」または「なし」アクセス権を持っている場合、それらのエンティティについてルールは実行されず、エンティティは影響を受けません。

エラーのあるエンティティ

ルールのエンティティが検証に合格しない場合、そのエンティティについてルールは実行されず、エンティティは影響を受けません。ルールは、有効なエンティティに対してのみ実行されます。

ソース・エンティティの参照

ルールがデータのソース・エンティティを参照している場合、ソース・エンティティのステータスは無視され、取得時点のデータが処理されます。