連結設定に移行可能な代替変数

連結設定モジュールを使用する前に、移行構成タスクを実行して、使用可能なユーザー作成済代替変数を連結設定に移行する必要があります。連結設定に移行可能な代替変数を参照してください。

Financial Consolidation and Close 24.04の移行可能な代替変数

Financial Consolidation and Close 24.04の更新では、次の代替変数を連結設定に移行できます:

表6-4 連結

ラベル 使用中の既存の変数 デフォルト値 説明 詳細説明
単純な集約の有効化 Enablesimpleaggregation

非DSOのみ

有効 連結プロセス中に集約操作を最適化します。 この設定が有効になっている場合、連結プロセス中に集約操作が最適化されます。
YTDの最適化 Optimizeytdcalculation

DSOのみ

有効 YTD計算パフォーマンスを最適化します。 この設定が有効になっている場合、連結プロセス中にYTD計算パフォーマンスが最適化されます。
同時実行性の最適化

Optimizeconcurrency

非DSOのみ

無効

連結中に高い同時実行性を利用します。

この設定が有効になっている場合、すべてのレベルで期首残高の繰越し計算が実行されます。
カスタム・ディメンション連結の最適化

Parallelcustomdimdso

DSOのみ

無効 カスタム・ディメンション計算を最適化します。

カスタム・ディメンション計算を最適化します。

制限事項: DSOアプリケーション

年次連結の有効化

Enableyearlyconsol

DSOのみ

無効 複数期間の連結のパフォーマンスの向上を有効にします。

複数期間の連結のパフォーマンスを最適化します。

この設定は、アプリケーションが次の条件を満たす場合に適用できます:

  • 影響を受ける期間が2つ以上あり、階層レベルが2つ以上ある。

  • 期間全体で影響を受けるエンティティが同じ。

  • エクイティ・ピックアップが使用不可。

カスタム・ディメンション換算の最適化

Parallelcustomdimtranslation

DSOのみ

無効 デフォルト換算でカスタム・ディメンション計算を最適化します。 デフォルト換算でカスタム・ディメンション計算を最適化します。
YTD FX計算

YTDFXCalculation

複数通貨アプリケーションにのみ適用されます。

DSOおよび非DSO

無効 年次累計(YTD)ベースで外国為替(FX)差異を計算します。

デフォルトでは、FX差異は定期的に計算されます。

この設定が有効になっている場合、FX差異はYTDベースで計算されます

連結ジョブの最適化

OptimizeConsolidationJob

DSOおよび非DSO

無効 連結プロセス中にネットワーク・エラーが検出される場合、この設定を有効化します。 大きいスコープで連結が実行された場合、または多数のジョブが同時に実行された場合、制限された計算リソースのためにネットワーク・エラーが発生することがあります。この設定により、このような状況でのメモリーの使用率が最適になります。

表6-5 データ・ロード

ラベル 使用中の既存の変数 デフォルト値 説明 詳細説明
連結メンバーの有効化

Dataloadconsolmember

DSOおよび非DSO

無効 ロードされたレベル0の連結メンバーのみをクリアします。 ロードされたレベル0の連結メンバーのみをクリアします。
ロール・フォワード勘定科目 / CTA逆仕訳

Donotreverserfaccountsforcbiload

DSOおよび非DSO

無効 期末残高入力(CBI)データ・ロードのロール・フォワードおよびCTA勘定科目を逆仕訳しません。

CBIデータ・ロードが実行されると、すべての勘定科目の前期間の期末残高が逆仕訳され、ロードされたデータは年次累計(YTD)値として入力されます。この設定が有効になっている場合、システムのロール・フォワード勘定科目およびCTA勘定科目(ロードできない)は逆仕訳されません。

ロール・フォワード勘定科目:

  • FCCS_Retained Earnings
  • FCCS_REC_OBFXCTA
  • FCCS_OCI_OBFXCICTA

CTA勘定科目:

  • FCCS_CTA
  • FCCS_CICTA
  • アプリケーション固有のCTA勘定科目
期末残高YTDロードの有効化

NewLoadYTDClosingBalanceInput

DSOおよび非DSO

無効 この設定が有効になっている場合、期末残高YTDロードを有効化できます。 この設定が有効になっている場合、期末残高YTDロードを有効化できます。

表6-6 その他の変数

ラベル 使用中の既存の変数 デフォルト値 説明 詳細説明
シード済セキュリティの無効化

Disableseededsecurity

DSOおよび非DSO

無効 セキュリティ・グループのデフォルト・シードを無効化します。 セキュリティ・グループのデフォルト・シードを無効化します。
Excel数値フォーマットの有効化

Enableexcelnumberformat

DSOおよび非DSO

無効 レポートの数値データをセル・テキストではなく数値としてExcelにエクスポートします。 レポートをExcelにエクスポートする場合、デフォルトでは数値はセル・テキストとしてエクスポートされます。この設定を有効にすると、数値レポートの値がセル・テキストではなく数値としてExcelにエクスポートされます。