次の項では、連結ルールセットおよびルールで使用できる連結文字列をリストします。連結文字列は論理参照を提供し、ディメンション・メンバー・セレクタから選択できます。
連結文字列を含めるには:
ルールまたはルールセットを作成します。
連結ルールセットの作成および連結ルールの作成を参照してください。
「メンバー・セレクタ」ダイアログ・ボックスで、「メンバー」を選択します。
ドロップダウン・オプションで、連結文字列を選択し、文字列を選択します。
#法的会社#
法的会社文字列により、現在のエンティティまたは会社間メンバーが法的会社を表すかどうかを決定します。基本エンティティはすべて法的会社です。
ルール条件またはソースPOV内のエンティティまたは会社間ディメンションに対して法的会社文字列を使用できます。
#現在の親の子孫である任意のICP#
この文字列は、会社間ディメンションのソースPOVで使用でき、スコープ内のデータセットを、現在処理中のエンティティの親エンティティの子孫を表す会社間ディメンション・エントリを持つデータポイントに制限します。
代替変数StrictElimCondition
がFalseに設定されている場合、I/Cパートナとしてのそれ自体とのトランザクションがあるエンティティは、組織構造のすべてのレベルで前述の基準を満たします。たとえば、エンティティXとその会社間パートナXのトランザクションが転記されると、そのトランザクションはその最初の親、次の親、および後続のすべての親で基準を満たします。これは、エンティティとそれ自体の両方が常にエンティティの親(または後続の祖先)の子孫であるためです。代替変数StrictElimCondition
がTrueに設定されている場合、I/Cパートナとしてのそれ自体とのトランザクションがあるエンティティは、前述の基準を満たしません。
#兄弟/兄弟の子孫# I/Cパートナとしてのそれ自体とのトランザクションがあるエンティティは、組織構造の2つのブランチ内に共有エンティティの2つのインスタンスが存在した場合を除き、前述の基準は満たしません。この基準を満たすためには、I/Cパートナが組織構造の別のブランチからのエンティティと"出会う"必要があります。
#ソースPOVエンティティ#
この文字列は、会社間ディメンションのリダイレクションで使用できます。データを書き込むために使用する会社間メンバーは、ソースPOV内のエンティティ("ICP_<Source POV Entity>")と同等の会社間メンバーになります。
ソースPOVエンティティが有効な会社間メンバーとして指定されておらず(また"ICP_<ソースPOVエンティティ>"メンバーが存在しない場合)、リダイレクションは無視され、データはソースPOV会社間メンバーに書き込まれます。ソースPOV会社間メンバーが親メンバーである場合、ルールと連結プロセスは失敗します。