連結仕訳の参照整合性

連結仕訳の参照整合性に関する問題が発生しないように、Financial Consolidation and Closeにより、仕訳で参照されているメタデータ・メンバーの削除が検証されて回避されます。

システムでは、参照整合性のために、次のディメンションからのメンバー削除が検証されます。

  • 勘定科目

  • 通貨

  • エンティティ

  • 増減

  • MultiGAAP

  • 期間

  • シナリオ

  • 表示

  • アプリケーションから(簡易ディメンション・エディタまたはクラシック・ディメンション・エディタを使用して)ディメンション・メンバーを削除する場合、メンバーの削除を確認するよう求める確認メッセージが表示されます。

  • メンバーが仕訳で参照されている場合、次のエラー・メッセージが表示され、メンバーは削除されません。

    メンバーXXXは仕訳XXXで参照されているため、削除できませんでした。

また、勘定科目タイプ・プロパティの更新が検証されて回避されます。

  • メンバーが送信済、承認済または転記済の仕訳に使用されている場合は、そのメンバーの勘定科目タイプ・プロパティを更新できません。

  • 仕訳の状態(作業中か作業中でないか)に関係なく、資産と費用の勘定科目タイプのプロパティを切り替えたり、仕訳で参照されているメンバーの収益、負債および資本のプロパティを切り替えることができます。