フォーム・ディメンション・プロパティの設定

フォームのディメンション表示プロパティを設定および編集できます。このプロパティには、フォームにメンバー名または別名を表示するかどうか、行または列を非表示にするかどうか、およびユーザーにメンバー式の表示を許可するかどうかが含まれます。これらのプロパティは、行、列、ページおよび視点ディメンションに適用されます。

ディメンション・プロパティを設定するには:

  1. フォームを開き「レイアウト」をクリックします。
  2. 視点、ページ、行または列でクリックして、ディメンション・プロパティを設定します。
  3. 「ディメンション・プロパティ」を選択します。

    表16-4 フォーム・ディメンション・プロパティ

    プロパティ 説明
    すべての行ディメンションに適用 すべての行ディメンションにプロパティを適用します
    すべての列ディメンションに適用 すべての列ディメンションにプロパティを適用します
    すべてのページ・ディメンションに適用 すべてのページ・ディメンションにプロパティを適用します
    すべてのPOVディメンションに適用 すべての視点ディメンションにプロパティを適用します
    メンバー名 メンバー名を表示します
    別名 メンバーの別名を表示します
    メンバー式 メンバー式を表示します
    ディメンションの非表示 ディメンションを非表示にします
    集計演算子を表示 集計演算子を表示します
    展開開始 行または列でのディメンションにのみ使用でき、このオプションを最初に選択すると、展開されたディメンション・メンバー・リストが表示されます
    カスタム属性の使用可能 行または列でのディメンションにのみ使用でき、カスタム属性を使用可能にします
    共有メンバーのドリル 行ディメンションまたは列ディメンションに使用できます。共有メンバーがメイン階層の親メンバーにある場合、共有メンバーのドリルを可能にします。
    通貨の表示 複数通貨アプリケーションに使用可能で、通貨を表示します
    修飾名の表示 エンティティ・ディメンションのメンバーをParent.Childとして表示します。

    「なし」必要時または「常時」を選択します。

    このオプションを「通貨の表示」オプションとともに選択すると、Parent.Child (親通貨、子通貨)としてエンティティ・メンバーが表示されます。

    このオプションは、フォームがOracle Smart View for Officeで使用されるときにも保持されます。

  4. 「保存」をクリックして処理を保存して続行するか、「終了」をクリックして処理を保存してフォームを閉じます。