フォーム・グリッド・プロパティの設定

フォーム・グリッド・プロパティを設定するには:

  1. フォームを開き「レイアウト」をクリックします。
  2. 「グリッドのプロパティ」で、行および列プロパティを次のように設定します。

    表16-3 フォーム・グリッド・プロパティ

    オプション 説明
    欠落ブロックの抑制 複数の行に対して、「欠落データの抑制」の効率を大幅に向上させます。抑制する行が存在しない場合または少ない場合は、このオプションによってパフォーマンスが低下することがあります。この設定を使用する前後でフォームをテストし、パフォーマンスが向上するかどうかを判定します。

    このオプションを使用する場合は注意してください。

    • 一部の抑制されたブロックでは、動的計算メンバーが無視されることがあります

    • 行メンバーがインデントされない場合があります

    欠落データの抑制 データがない行または列を非表示にします。クリアすると、データが欠落しているセルには「#MISSING」が付いた行または列が表示されます。
    無効なデータの抑制 無効なデータを含む行または列を非表示にします。クリアすると、無効なデータのあるセルを含む行または列が表示されます。無効なデータを含むセルは読取り専用です。
    デフォルトの行の高さ
    • 中:

    • 適合するようサイズ調整: すべての行を表示された空間に合せます

    • カスタム: 行の高さのカスタム・サイズをピクセルで選択します

    デフォルトの列の幅
    • 小: 小数点以下7桁を表示します

    • 中: 小数点以下10桁を表示します

    • 大: 小数点以下13桁を表示します

    • 適合するようサイズ調整: 一番上のデータ・セル値に基づいて、表示される空間にすべての列を強制的に合せます

    • カスタム: 小数点以下13桁から999桁を表示するカスタム・サイズを選択します

    グローバル仮定フォーム 単一のフォームについて、テスト環境から本番環境へのグローバル仮定の転送を有効にするには、「グローバル仮定フォーム」を選択します。次に、税率などのグローバル仮定を保管するフォームを更新します。
    無効なシナリオ/期間の抑制 無効なシナリオ/期間を非表示にします。
    欠落を抑制したらゼロも抑制

    フォームでこのオプションを「欠落データの抑制」オプションと同時に選択すると、♯Missingとゼロの両方を含む行または列がすべて抑制されます。

    この設定を選択すると、Oracle Smart View for Officeでデータ欠落やゼロを抑制していた実行時の抑制選択より優先されます

    アド・ホックでのフォーム抑制の削除

    Smart Viewユーザーが他の抑制オプションが指定されているフォームに対してアド・ホック分析を実行できるようにします。フォームに欠落したデータがある場合は、Smart Viewのアド・ホック・グリッドに、列または行の基本ディメンション・メンバーが表示されます。これにより、フォーム設計で抑制オプションが有効化されたとしても、フォームに対するアド・ホック分析を続行できます。

    注:

    このオプションを選択しても、Smart Viewの「オプション」ダイアログの「データ・オプション」タブで設定した抑制オプションは上書きされません。フォームに対して「アド・ホックでのフォーム抑制の削除」オプションが有効になっており、フォームに対するアド・ホック分析の実行時にエラーが表示された場合は、Smart Viewの抑制オプションをクリアする必要があります。

    オンザフライ計算の使用可能 このオプションを選択した場合、フォーム2.0で、メンバー式が添付されたセルにカーソルを置くと、セルに関連付けられているメンバー式が表示され、オンザフライ計算を実行できます。オンザフライ計算を使用すると、変更を送信することなく計算を実行できます。
  3. 「保存」をクリックして処理を保存して続行するか、「終了」をクリックして処理を保存してフォームを閉じます。