アラートの作成

タスク・マネージャまたは補足データ・マネージャのオブジェクト(タスク、スケジュール、フォームなど)からアラートを作成したり(アクセス権がある場合)、アラート・リストからアラートを作成できます。アラート・タイプなどの情報を指定し、「アクション」ダイアログ・ボックスから送信すると、アラートが作成されます。

必要に応じて、アラートに対してアラートを作成できます。たとえば、ネットワーク問題や電源問題とは別に機能するように、「システム停止」問題用のサブアラートを作成できます。

オブジェクトに対するアラートを作成する場合、そのオブジェクトに固有の「アラート・タイプ」と汎用の「アラート・タイプ」を使用できます(「基本アラート」など)。アラート・リストからアラートを直接作成する場合は、汎用アラート・タイプのみ使用できます。

アラートを作成すると、最初は「オープン(所有者)」ステータスになります。

注:

アラートは、ロックされたオブジェクト(期間、スケジュールなど)に関連付けられている場合でも「オープン」のままにすることができます。

アラートのワークフローを記載した表を次に示します。

表15-1 アラート・ワークフロー

役割 アクション

所有者(アラートを開始したユーザー)

送信

再オープン(アラートを所有者に送信して返す)

担当者

送信

情報の要求(アラートを所有者に返信する)

Approver1

承認

却下(アラートを担当者に返信する)

ApproverN

承認

却下(アラートを担当者に返信する)

アラートを作成するには:

  1. 次のいずれかの方法を使用します:
    • アーティファクト(タスクまたはアラート)に移動し、アーティファクトを開いて、「アラート」タブをクリックします。
    • スケジュールの場合は、スケジュールを編集し、「アラート」タブをクリックします。
    • 補足データ・フォームの場合は、フォームを編集し、「アラート」タブをクリックします。
    • アラート・リストから、年および期間のみに関連付けられた汎用アラートを起動します。
  2. 「新規」(+)をクリックします。
  3. データ破損など、アラートの一意の名前を入力します。入力できる最大文字数は80文字です。
  4. 「タイプ」で、管理者定義のアラート・タイプのリストからアラート・タイプを選択します(データの問題など)。

    アラート・タイプを選択すると、アラートは、そのアラート・タイプに定義されたすべての指示、ワークフロー・ユーザー、属性、質問および参照者を継承します。

    「所有者」は、アラートを作成するユーザーの名前です。

    「担当者」は、アラートを解決する責任者です。これは、ユーザー、グループまたはチームです。デフォルトの担当者は、「アラート・タイプ」から継承されます。

    「承認者」「アラート・タイプ」から継承されます。

  5. 「年」から年を選択します。「年」がすでに関連付けられているオブジェクトからアラートが作成されている場合は、この値を変更できません。
  6. 「期間」から、期間を選択します。「期間」がすでに関連付けられているオブジェクトからアラートが作成されている場合は、この値を変更できません。
  7. 「終了日」に、アラートの期限日を指定します。これは、通常、アラートが作成されたオブジェクトに基づいて移入されます。終了日は設定する必要があります。
  8. 「優先度」リストから、アラートの優先度(「高」「中」「低」)を選択します。

    「指示」に、アラート・タイプに含まれる指示が表示されます。これらは読取り専用です。

    基本アラートに指示はありません。

  9. 「説明」に、「データが破損しています」など、アラートの説明を入力します。最大255文字まで入力できます。
  10. オプション: アラートの説明をサポートする参照を追加するには:
    1. 「ファイルの添付」をクリックし、ファイルを選択して添付し、「OK」をクリックします。
    2. 「リンクの添付」をクリックし、URLの名前を入力してからURLを入力し(例: Oracle、http://www.oracle.com)、「OK」をクリックします。
  11. アラートを作成するには、「OK」をクリックします。

    「アラートの作成」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックすると、「アラート・アクション」ダイアログ・ボックスが「オープン(所有者)」ステータスで開きます。その後、所有者は「送信」をクリックして「オープン(担当者)」ステータスに変更したり、「閉じる」(X)でダイアログ・ボックスを閉じることができます。