連結仕訳のインポート

連結仕訳およびグループをインポートして、システムにロードできます。次のものをインポートできます。

  • 作業中の仕訳

  • 転記済の仕訳(ワークフローが有効ではない場合)

  • 仕訳グループ

仕訳データ・ルールを定義することで、データ管理を通じて仕訳データをロードすることもできます。Excelとテキスト・ベース両方の仕訳のロードがサポートされます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理を参照してください。

仕訳をインポートするには、連結仕訳 - 作成のアプリケーション役割が割り当てられている必要があります。テンプレートのすべてのエンティティに対するアクセス権も持っている必要があります。

仕訳をインポートする前に、仕訳ファイルを作成する必要があります。連結仕訳ファイルの作成を参照してください。

管理者は、仕訳の作成、送信および承認のために仕訳ワークフローを有効にできます。仕訳ワークフローが有効化されている場合、作業中の仕訳のみをインポートできます。仕訳ワークフローが無効化されている場合、作業中および転記済の仕訳をインポートできます。

転記済の仕訳をインポートする場合、期間が開かれていなければ、システムに作業中の仕訳が作成され、インポート中にそのステータスが「転記済」から「作業中」に変更されます。

単一のファイルで複数の仕訳グループおよび仕訳をインポートできます。置換モードで仕訳をロードすると、新しい仕訳データがインポートされる前に、特定の仕訳ラベルのデータがすべてクリアされます。

仕訳のインポートは、シーケンシャル・プロセスです。仕訳グループは仕訳で参照される可能性があるため、仕訳グループを最初に指定する必要があります。特定のグループまたは仕訳のインポートに失敗しても、インポート・プロセスは、他のグループおよび仕訳のインポートを続行します。

仕訳グループのインポート

インポート・プロセス中に、同じ名前の仕訳グループがシステムに存在しない場合、新しい仕訳グループが作成されます。

同じ名前の仕訳グループがすでに存在する場合、インポート・プロセスによって、既存の仕訳グループが削除され、新しい詳細を使用して新しい仕訳グループが作成されます。

ワークフローが有効化されている仕訳のインポート

仕訳ワークフローが有効化されている場合、作業中の仕訳のみをインポートできます。仕訳は、「作業中」から「転記済」ステータスへと変化するなど、ワークフローに沿って進みます。「作業中」ステータスの仕訳は、新規のものである場合と、システムにすでに存在する場合があります。仕訳をインポートする場合、システムにすでに存在する仕訳は置換されます。

ワークフローが無効化されている仕訳のインポート

仕訳ワークフローが無効化されている場合、作業中および転記済の仕訳をインポートできます。

表9-1 ワークフローが無効化されている仕訳のインポートのアクション

インポート仕訳のステータス 仕訳ワークフロー 同じラベルの仕訳がすでに存在するか 仕訳インポート・プロセスのアクション
作業中 有効/無効 いいえ 新しい仕訳を作成
作業中 有効/無効 はい(「作業中」ステータスの場合) 仕訳を置換
作業中 有効/無効 はい(「送信済」、「承認済」または「転記済」ステータスの場合) 仕訳の処理に失敗
転記済 無効 いいえ 新しい仕訳を作成
転記済 無効 はい(「作業中」ステータスの場合) 仕訳を置換して転記
転記済 無効 はい(「転記済」ステータスの場合) 仕訳の処理に失敗

仕訳をインポートするには:

  1. ホーム・ページで、「連結仕訳」をクリックし、「仕訳の管理」を選択します。

  2. 「アクション」メニューから、「インポート」をクリックします。

  3. 「仕訳のインポート」画面で、「作成」をクリックします。

  4. インポート・ファイルの場所を選択します。

    • ローカル - 自分のコンピュータの場所からインポート・ファイルをロードします。「参照」をクリックして、インポート・ファイルを選択します。

    • 受信ボックス - サーバーからインポート・ファイルをロードします。ファイルの名前を入力します。

  5. 「ファイル・タイプ」で、次のオプションを選択します。

    • カンマ区切り

    • タブ区切り

    • その他。インポート・ファイルで使用する区切り文字を入力します。

  6. 選択した場所が「ローカル」の場合:

    • 「インポート」をクリックします。

    • 「ジョブが正常に送信されました。」という確認画面で、「閉じる」をクリックします。

  7. 選択した場所が「受信ボックス」の場合:

    • 「ジョブとして保存」をクリックしてインポート操作を、ただちにまたは後で実行をスケジュールできるジョブとして保存します。

    • ジョブ名を入力し、「送信」をクリックします。

    • ファイルをインポートするには、「インポート」をクリックします

    • 「ジョブが正常に送信されました。」という確認画面で、「閉じる」をクリックします。

  8. ジョブ・コンソールでインポート・ステータスを参照できます。ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「ジョブ」 をクリックします。