連結仕訳の転記

連結仕訳は、承認された後に転記できます。送信して承認された後に転記することも、使用可能な仕訳のリストから選択して後で転記することもできます。

仕訳は、1つずつ、またはまとめて転記できます。転記する前に仕訳期間を開いておく必要があり、明細行のすべてのエンティティのセキュリティ・クラスに対するアクセス権を持ち、各行に選択されているすべてのディメンション・メンバーに対する書込みアクセス権を持っている必要があります。

仕訳を転記するには、連結仕訳 - 転記のアプリケーション役割が割り当てられている必要があります。「連結仕訳ワークフロー」が有効になっている場合は、仕訳を転記する前に仕訳を完了、送信および承認する必要があります。「仕訳ワークフロー」が有効になっていないアプリケーションでは、仕訳を作成するユーザーが仕訳の転記もできます。電子メール通知は承認者に送信されます。

ノート: 仕訳に対して適切なアクセス権がない場合、仕訳を転記しようとすると、このタスクを実行する権限がないことを示すエラー・メッセージが表示されます。

仕訳を転記すると、データ・ソース、ビューおよび通貨について指定した調整メンバーに調整値が格納されます。

同じ勘定科目のエンティティ入力メンバーに複数の仕訳が転記されると、結果は累積されます。現在の仕訳の合計が、エンティティ入力の既存の合計に加算されるか減算されます。集約は、勘定科目タイプに基づいて行われます。

データベースに調整が反映されるように、システムによって勘定科目残高が再計算されます。仕訳ステータスは「転記済」に変更され、調整はデータ・グリッドに表示されます。

自動逆仕訳を転記すると、それらの調整の逆仕訳(承認済自動逆仕訳と呼ばれます)が次の期間に自動的に作成されます。承認済のこの仕訳を転記すると、逆仕訳が行われます。

同じ名前の仕訳が次の期間に存在する場合は、自動逆仕訳は転記されません。次の期間の仕訳を削除するか、現在の期間の自動逆仕訳の名前を変更する必要があります。

複数の仕訳の転記または転記の戻しを実行すると、バックグラウンドでジョブとして処理され、「ジョブが正常に送信されました。」というメッセージが表示されます。「OK」をクリックし、ジョブ・コンソールに移動してジョブ・ステータスを確認します。ジョブ名(「仕訳の転記」または「仕訳の転記の戻し」)をクリックして、ジョブの詳細を表示します。

仕訳の管理ページでは、ページを手動でリフレッシュして最新のステータスを表示する必要があります。

連結仕訳を転記するには:

  1. ホーム・ページで、「連結仕訳」をクリックします。
  2. 仕訳のリストから、転記する仕訳を選択します。

    「仕訳詳細」ページから仕訳を転記することもできます。

    すでに転記済の仕訳は転記できません。

  3. 「アクション」アイコン「アクション」アイコンをクリックして、「転記」を選択します。
  4. オプション: 「コメント」にコメントを入力します。
  5. オプション: 実行されるアクションをサポートする詳細なドキュメントを添付するには、「参照」をクリックしてファイルの場所を選択します。添付できるドキュメントは、テキスト、WordファイルまたはExcelファイル、PDF、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、イメージ・ファイルなどです。
    ノート: 仕訳アクションごとに最大3つの添付をロードできます。添付当たりの最大サイズ制限は2 GBです。

    添付を削除するには、ファイル名の横の「削除」(X)をクリックします。

  6. 「転記」をクリックします。