連結仕訳の却下

承認を受ける連結仕訳を送信または承認した後、その仕訳を却下できます。仕訳を却下すると、ステータスが「作業中」に変わります。

却下できる仕訳は、役割と仕訳ステータスに基づきます。

表9-6 却下できる仕訳のステータス

役割 却下できる仕訳のステータス 却下後の仕訳ステータス
作成 完了済 作業中
送信 完了済、送信済 作業中
承認 完了済、送信済、承認済 作業中

仕訳が「完了済」ステータスの場合、「完了」アクションを実行したユーザーはその仕訳を却下できません。仕訳が「送信済」ステータスの場合、仕訳を送信したユーザーはその仕訳を却下できません。

仕訳が「承認済」ステータスの場合、最後のアクションが「承認」だった場合、仕訳を承認したユーザーはそれを却下できません。最後のアクションが「転記の戻し」だった場合、仕訳の転記を戻したユーザーはそれを却下できません。

同じアクセス権を持つ別のユーザーはその仕訳を却下できます。

承認後に自動転記された仕訳は、「転記済」ステータスになるため却下できません。

電子メール通知が設定されている場合、却下に関する電子メール通知が、「送信」または「完了」アクションを実行したユーザーに送信されます。「却下」アクションが「送信済」または「承認済」の仕訳に対して実行された場合、完了したユーザー(仕訳が完了して送信された場合)または送信したユーザーは電子メール通知を受信します。「却下」アクションが「完了済」の仕訳に対して実行された場合、完了したユーザーは電子メールを受信します。

注:

電子メール通知を有効または無効にするには、通知用電子メールの設定を参照してください。

複数の仕訳を却下すると、バックグラウンドでジョブとして処理され、「ジョブが正常に送信されました。」というメッセージが表示されます。「OK」をクリックし、ジョブ・コンソールに移動してジョブ・ステータスを確認します。ジョブ名(「仕訳の却下」)をクリックして、ジョブの詳細を表示します。

仕訳の管理ページでは、ページを手動でリフレッシュして最新のステータスを表示する必要があります。

仕訳を却下するには:

  1. ホーム・ページで、「連結仕訳」をクリックします。
  2. 仕訳のリストから、却下する送信済または承認済の仕訳を選択します。

    「仕訳詳細」ページから仕訳を却下することもできます。

  3. 「アクション」メニューから、「却下」をクリックします。
  4. オプション: 「コメント」にコメントを入力します。
  5. オプション: 実行されるアクションをサポートする詳細なドキュメントを添付するには、「参照」をクリックしてファイルの場所を選択します。添付できるドキュメントは、テキスト、WordファイルまたはExcelファイル、PDF、オーディオ・ファイル、ビデオ・ファイル、イメージ・ファイルなどです。
    ノート: 仕訳アクションごとに最大3つの添付をロードできます。添付当たりの最大サイズ制限は2 GBです。

    添付を削除するには、ファイル名の横の「削除」(X)をクリックします。

  6. 「却下」をクリックします。