ドライバ・ベースのプランニングのキャッシュ・アウトフロー・ドライバ仮定の設定

ドライバ・ベースのプランニングのキャッシュ・アウトフロー・ドライバの仮定を設定します。

管理者がアプリケーションをどのように有効にしたかに応じて、キャッシュ・アウトフロー・ドライバとそれに関連する計算およびサンプルのライン・アイテムがアプリケーションに含まれます。各ライン・アイテムの資金予測は、ユーザーが定義した仮定に基づいて計算され、ドライバ入力に適用されます。

Note:

この手順では、キャッシュ・ドライバの入力データがすでにロードされていると仮定していますが、仮定の値または期間の値を入力または調整することもできます。
  1. ホーム・ページで、「日次資金予測」「ドライバ - キャッシュ・アウトフロー」タブの順にクリックします。

    定期レベルで予測する場合は、ホーム・ページで「定期資金予測」をクリックします。

  2. 次の手順に記載されているキャッシュ・アウトフロー・カテゴリごとに、POVで適切なメンバーを選択し、ドライバの仮定を入力します。仮定を入力した後、フォームを保存すると、ドライバ・カテゴリごとにドライバの計算がトリガーされ、キャッシュ・アウトフローが計算されます。
  3. 費用支払の場合—「費用支払」フォームをクリックします。
    1. 費用支払を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。
    2. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に費用支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「費用支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「費用支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    3. ライン・アイテムごとに、最大5つの「支払期間」とそれぞれの「パーセンテージ」および「期限」を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、支払期間パーセンテージをドライバ入力に適用し、キャッシュ・アウトフローを期限に基づいて期間バケットに転記することで計算されます。

  4. 固定資産支払の場合—「固定資産支払」フォームをクリックします。
    1. 固定資産支払を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に固定資産支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「固定資産支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「固定資産支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    3. ライン・アイテムごとに、最大5つの「支払期間」とそれぞれの「パーセンテージ」および「期限」を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、支払期間パーセンテージをドライバ入力に適用し、キャッシュ・アウトフローを期限に基づいて期間バケットに転記することで計算されます。

  5. 定期循環払いの場合—「定期循環払い」フォームをクリックします。
    1. 定期循環払いを確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. 「仮定」列の、各ライン・アイテムの「キャッシュ・ドライバ」で、定期循環払いの合計金額を確認、入力または調整します。
    3. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に反復支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「反復支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「反復支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    4. ライン・アイテムごとに、「支払基準」(「年次」、「月次」または「週次」)、「支払期間」(定期循環払いが始まる開始期間)、「反復頻度」(反復頻度。たとえば、「支払基準」に基づいて、2年ごと、2か月ごと、2週間ごと)、「発生回数」(転記される定期循環払いの数)を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、支払基準、支払期間(開始期間)、反復頻度および発生回数の組合せによって定義された反復スケジュールに基づいて計算され、「仮定」列で定義された金額が適用されます。これは、予測範囲の終了時まで適宜転記されます。

  6. 給与支払の場合—「給与支払」フォームをクリックします。
    1. 給与支払を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. オプションで、「仮定」列で、合計(たとえば、年間)給与支払金額を確認、入力または調整します。これは期間数で除算され、該当する期間に転記されます。

      期間に入力した値は、「仮定」の値に追加されます。

    3. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に給与支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「給与支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「給与支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    4. ライン・アイテムごとに、「給与基準」(「年次」または「月次」)および「給与発生」(給与が転記され、キャッシュ・フローが発生する時期。「開始期間」、「終了期間」、「半月ごと」または「隔週」)を選択します。年次支払期限日(「給与基準」「年次」のライン・アイテムの場合のみ、給与期限日)を入力し、オプションで、最大5つの支払期間と、各支払期間の「パーセンテージ」および「期限」を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、給与基準で計算され、給与発生、期限日および支払期間に基づいてそれぞれの期間に転記されます。

  7. プロジェクト支払の場合—「プロジェクト支払」フォームをクリックします。
    1. プロジェクト支払を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. オプションで、「仮定」列で、合計プロジェクト支払金額を確認、入力または調整します。これは期間数で除算され、該当する期間に転記されます。
    3. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別にプロジェクト支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「プロジェクト支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「プロジェクト支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    4. ライン・アイテムごとに、(すべてのプロジェクトまたは特定のプロジェクトの)最大3つのプロジェクト・マイルストンの「パーセンテージ」および「期限日」を入力し、最大5つの「支払期間」「パーセンテージ」および「期限」を入力します。

    キャッシュ・フローは、支払期間をプロジェクトのマイルストン金額に適用することで計算されます。マイルストン金額は、各プロジェクトのマイルストン・パーセンテージで導出されます。ドライバはプロジェクトによって取得され、キャッシュ・フローはプロジェクトに対して計算されます。

  8. 直接納税の場合—「直接納税」フォームをクリックします。
    1. 直接納税を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に直接税支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「直接税支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「直接税支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    3. ライン・アイテムごとに、最大4つの税分割納付について、「パーセンテージ」および「期限日」を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、年間の税負債および分割納付パーセンテージと期限日に基づいて計算されます。年税額は累積的で、年税額に対する変更は将来の分割納付に転記される増加 / 減少金額を考慮して調整されます。

  9. 間接納税の場合—「間接納税」フォームをクリックします。
    1. 間接納税を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。

    2. オプションで、「仮定」列に、間接納税の合計値を入力します。

      税基準が月次の場合は、「仮定」は使用できないことに注意してください。かわりに、特定の期間の値を入力してください。

    3. エンティティ、ライン・アイテムおよびその他のカスタム・ディメンション別に間接税支払期間の仮定を設定します: 行を右クリックし、「間接税支払期間」を選択して、ドライバ仮定フォームを開きます。「ドライバ仮定 - アウトフロー」垂直タブをクリックして、「間接税支払期間」フォームを直接開くこともできます。

    4. ライン・アイテムごとに:
      • 「税基準」を選択します(「年次」または「月次」)。
      • 間接税期限日に、日付を入力します。これは通常、年次納税に使用されます。

      • 最大5つの支払期間について、「パーセンテージ」および「期限」を入力します。

    キャッシュ・アウトフローは、年間の税負債および分割納付パーセンテージと期限日に基づいて計算されます。年税額は累積的で、年税額に対する変更は将来の分割納付に転記される増加 / 減少金額を考慮して調整されます。

  10. DPO支払の場合—「DPO支払」フォームをクリックします。
    1. DSO支払を確認、調整または手動で入力します(ドライバ入力)。
    2. 「仮定」列で、「平均DPO」を確認、入力または調整できます。または、各日のDPO値を入力します。

      (「仮定」の値は、週次または月次プランの場合でも、常に日数です。)

    キャッシュ・フローは、該当期間の平均DPOを期間費用に適用して、または期間別のDPOが存在しない場合は、年間の平均DPOを取得して計算されます。

  11. 仮定を入力した後、フォームを保存すると、ドライバ・カテゴリごとにドライバの計算がトリガーされ、キャッシュ・アウトフローが計算されます。

    各ライン・アイテムの資金予測は、ユーザーが定義した仮定に基づいて計算され、ドライバ入力に適用されます。更新されたすべてのキャッシュ・アウトフロー予測は、「ローリング予測」フォームで確認できます。日次および定期資金予測の実行を参照してください。