シナリオ・ロールアップ構造を開いた後、次の手順を実行します。
シナリオ・ロールアップへのモデルの追加
シナリオ・ロールアップにモデルを追加するには:
次のいずれかのアクションを実行します。
親モデルを追加するには、モデルを選択してそのモデルを右クリックし、「モデルの追加」を選択した後、「親の追加」を選択します。
子を追加するには、親を選択してそのモデルを右クリックし、「モデルの追加」を選択した後、「子の追加」を選択します。
兄弟を追加するには、子を選択してそのモデルを右クリックし、「モデルの追加」を選択した後、「兄弟の追加」を選択します。
「モデルの追加」の「モデル」で、モデルを選択します。
「OK」をクリックします。
コントリビューション・シナリオを選択します。
親モデルの特徴の指定
「親の属性」を使用して、親レベルのパラメータ(コントリビューション・シナリオおよび消去グループ)を定義します。
親モデルの特徴を指定するには:
シナリオ・ロールアップを開きます。
親モデルを選択します。
モデルを右クリックしてから、「モデルの特徴」を選択した後、「親の属性」を選択します。
オプション: 該当する場合は、「コントリビューション・シナリオ」で、「入力のみのシナリオ」リストで、親にロールアップしない勘定科目を含む入力のみのシナリオ(1つまたは複数)を選択します。親モデル内の入力のみのシナリオがすべて表示されます。
ネストになったシナリオ・ロールアップの中間レベルに存在する親モデルでも入力のみのシナリオを定義できます。
このオプションを使用するのは、入力のみのシナリオに指定された勘定科目の子から値を取得するかわりに、親ノードでデータ値をシナリオ・ロールアップにコントリビューションする場合です。
オプション: 「削除する勘定科目」—「基にする消去グループ」で、シナリオ・ロールアップから消去する勘定科目を選択します。
消去された勘定科目は、処理中にシナリオ・ロールアップ親でゼロに設定されます。たとえば、子モデルでモデリングされた会社間トランザクションは、シナリオ・ロールアップで必要がないため、消去できます。
勘定科目は、消去する勘定科目グループに入れる必要があります。消去は、シナリオ・ロールアップ親モデルまたは事業部門モデルの勘定科目グループに基づくことができます。
「基にする消去グループ」で、消去グループのソースを次のように選択します。
現在のモデル
シナリオ・ロールアップ親の勘定科目グループを使用して勘定科目を消去します。
事業部門
勘定科目グループによって、子モデルの勘定科目を消去します。
注:
消去およびブロックされた勘定科目が消去されます。
「ユーザー定義消去グループ」で、シナリオ・ロールアップから消去する勘定科目グループを選択します。
「適用」または「すべてのシナリオに適用」をクリックします。
注:
「親の属性」では、親の属性のみが保存されます。
子モデルの特徴の指定
子モデルの特徴によって、ロールアップ時の子の動作が定義されます。
子モデルの特徴を指定するには:
シナリオ・ロールアップを開きます。
モデルを選択して右クリックした後、「モデルの特徴」を選択します
モデル名がタイトル・バーに表示されます(「次のモデル・シナリオ・ロールアップ・データ<モデル名>」)。
「次のモデル・シナリオ・ロールアップ・データ <モデル名>」で、「子の属性」を選択します。
オプション: 「使用するメソッド」で、ロールアップ勘定科目を特定するロールアップ・メソッドを選択します。
注:
使用するメソッドについての情報-「コスト」、「資本」、「小数株主持分連結」の各メソッドを使用する場合には、サブ勘定科目の構成を同じようにする必要があります。持分法、原価法、少数株主持分に関する重要ファクトを参照してください。
完全シナリオ・ロールアップ - すべての勘定科目を100%ロールアップします。
資本 - 20%未満(持分法を参照)。
コスト - 20%以上50%未満(原価法を参照)。
小数株主持分連結 - 50%以上100%未満(少数株主持分方法を参照)。
オプション: 「ターゲットのサブ勘定科目」で、サブ勘定科目を選択します。
「ターゲットのサブ勘定科目」は、親モデルの勘定科目v2420にサブ勘定科目がある場合の「資本」で使用可能です。この方法では、v2420を計算します。v2420にサブ勘定科目がある場合は、子モデルの価値を取得するサブ勘定科目を指定してください。
オプション: 「資本グループ」で、勘定科目グループを選択します。
資本を使用すると、ここで選択した勘定科目グループが、親エンティティにロールアップされます。
オプション: 「選択したモデルの所有者%」に値を入力します。
ロールアップするモデルの比率を入力します。小数点以下2桁までの整数値を入力します。
たとえば、子モデルの最初の予測期間の売上が$200で、100%がロールアップされた場合、$200がロールアップされます。80%の場合、$160がロールアップされます。
「親にロールアップする期間」で、シナリオ・ロールアップの期間を選択します。
ロールアップ開始期間
開始する期間を選択します。
期間範囲は、ロールアップされた親の範囲内である必要があります。ロールアップの親および子モデルの期間を参照してください。
ファイルの最初の期間 - モデル内の最初の期間の開始をロールアップします。
<取引期間> - 取引期間の開始をロールアップします。メイン勘定科目または.00勘定科目からの貸借対照表は、ロールアップの親の勘定科目.2、または買収に関連する勘定科目にロールアップされます。
その他に利用可能なオプションが表示されます。
ロールアップ終了期間
最後の期間を選択します。
「適用」または「すべてのシナリオに適用」をクリックします。
注:
「子の属性」では、子の属性のみが保存されます。
シナリオ・ロールアップからのモデルの除外
シナリオ・ロールアップからモデルを除外できます。除外するモデルに子が含まれる場合、それも除外されます。
シナリオ・ロールアップからモデルを除外するには:
「ツリー・ビュー」で、モデルを選択します。
モデルを右クリックして「除外」を選択した後、「親シナリオから」を選択します。
事業部門モデルの削除
事業部門モデルを削除するには:
モデルを選択します。
モデルを右クリックしてから、「モデルの削除」を選択します
確認のメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。