SQL問合せの作成

「問合せ」オプションを使用すると、SQLデータ・ソースの作成時にSQL問合せ定義を保存できます。このタイプのデータ・ソースはオンプレミス・データベース・アダプタに関連付けられ、これにより、EPM統合エージェントを使用して、オンプレミス・データベースからデータを抽出してOracle Enterprise Performance Management Cloudにロードできます。

  1. 「データ統合」ホーム・ページから、「アクション」「問合せ」の順にクリックします。
  2. 「問合せ」画面で、「追加」(イメージは「追加」アイコンを示します。)をクリックします。
  3. 「問合せの作成」画面の「問合せ名」で、SQL問合せ名を指定します。

    問合せ名は、SQLデータ・ソースをターゲット・アプリケーションに登録する際にデータ抽出問合せを識別するために、データ管理の「アプリケーション・フィルタ」ページでも使用されます。

  4. 「問合せ文字列」で、ファイルのヘッダー行に基づいてデータを抽出するのに使用するSQL文を指定します。

    ディメンション名へのSQL問合せに列名の別名を使用できます。

    ヘッダー行の文字列を指定するとき、文字列が大/小文字混在の場合は、文字列を二重引用符で囲みます。大/小文字混在の文字列が二重引用符で囲まれていない場合は、大文字として解決されます。

    たとえば、ヘッダー行で別名Acct、Prod、Ent、Amt、Loc、Datを使用する場合、次のように値を入力できます:

    SELECT ENTITYX AS "Ent" ,ACCOUNTX AS "Acct",UD3X AS "Prod",AMOUNTX AS "Amt", L.PARTNAME "Loc", P.PERIODDESC AS "Dat"FROM TDATASEG T, TPOVPARTITION L, TPOVPERIOD P WHERE T.PARTITIONKEY = L.PARTITIONKEY AND T.PERIODKEY = P.PERIODKEY AND L.PARTNAME = ~LOCATION~ AND P.PERIODDESC = ~PERIOD~

    イメージは「問合せの作成」画面を示します。

  5. 「保存」をクリックします。