WHERE句に続けて、SELECT文によって返される行の検索条件を指定できます。検索条件は、条件が特定の行についてtrueに評価されたときに値を返します。
有効な条件は次のとおりです:
次の点に注意してください。
SQL問合せで選択した条件によって返されるパラメータは、データ管理のターゲット・アプリケーション・フィルタ・ページで指定します。
複雑な問合せに含まれる= (等しい)記号は、$パラメータより前に置く必要があります。
ターゲット・アプリケーション・パラメータには、IN,BETWEEN,NOT INのように、カンマで区切った値を含めることができます。
システムによってバインド・パラメータのデータ型が割り当てられます。数値および日付値は、整数および日付として処理されます。他の値はすべて、文字列として扱われます。
条件が設定されたフィルタは、データ統合の統合の実行ページの「フィルタ」タブで使用できます。
次の表では、SQL問合せで使用できる条件について説明します。
条件 | 説明 |
---|---|
EQUAL |
2つの式が等しいかどうかをチェックします。式が等しい場合、条件はtrueであり、一致したレコードを返します。 次のSQL文がEQUAL条件について実行されると、顧客IDがSmithと等しいレコードが返されます:
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BETWEEN |
特定の範囲の間の値をチェックし、一致した値を返します。 BETWEEN条件は、両端の値を含みます。開始値と終了値が含まれます。 BETWEEN構文:
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LIKE |
SELECT文のWHERE句でワイルドカードを使用してパターン照合を実行し、一致したものを返します。 次の2つのワイルドカードがLIKE演算子と組み合せて使用されます:
LIKE構文:
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IN |
値リスト内のいずれかの値と同じです。 IN構文:
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NOT IN |
2つの式が等しいかどうかをチェックします。式が等しくない場合、条件はtrueであり、一致しないレコードを返します。 NOT IN構文:
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