事前パッケージ化済オンプレミス・アダプタの使用

事前パッケージ化済オンプレミス・アダプタを使用して、Oracle Enterprise Performance Management Cloudからオンプレミス・データ・ソースへの直接接続が可能です。これらのアダプタを使用すると、次からデータをインポートできます:

  • EBS GL残高
  • Peoplesoft GL残高

注:

事前シード済のEBS GL残高問合せの詳細は、E-Business Suite一般会計GLの事前シード済の問合せリファレンスを参照してください。

事前シード済のPeoplesoft GL残高問合せの詳細は、Peoplesoft General Ledgerの事前シード済問合せリファレンスを参照してください。

事前パッケージ化済オンプレミス・アダプタを使用してデータをロードするには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページの「アクション」から、「アプリケーション」を選択します。

  2. アプリケーション・ページで、イメージは「追加」アイコンを示しますをクリックします。

  3. アプリケーションの作成ページの「カテゴリ」から、「データ・ソース」を選択します。

    事前パッケージ化済アダプタのアプリケーション名は、「アプリケーション名」に移入されます。

  4. 「タイプ」から、EBS GL残高またはPeoplesoft GL残高のいずれかを選択します。

    イメージはアプリケーションの作成ページを示します。

  5. 「接頭辞」で、アプリケーション名を一意にする接頭辞を指定します。

    接頭辞はアプリケーション名と連結されて、一意のアプリケーション名を形成します。たとえば、アプリケーションに既存のアプリケーションと同じ名前を付ける場合は、接頭辞としてイニシャルを割り当てることができます。
  6. 「OK」をクリックし、「保存」をクリックします。

  7. アプリケーション・ページで、イメージは「選択」アイコンを示します。をクリックします。

  8. アプリケーション詳細ページで、「オプション」タブをクリックします。

  9. 「区切り文字」で、ファイルで使用する区切り文字のタイプを選択します。

    使用可能な区切り記号:

    • カンマ(,)

    • 感嘆符(!)

    • セミコロン(;)

    • コロン(:)

    • 垂直棒(|)

  10. 資格証明ストアで、EPM統合エージェントで使用する資格証明ストアのタイプを指定します。

    資格証明ストアの使用可能なタイプ:

    • クラウド
    • ファイル

    「クラウド」資格証明ストア・タイプの場合は、アプリケーションにユーザー名/パスワード/接続文字列を格納します。

    「ファイル」資格証明ストア・タイプの場合は、JDBC URL、ユーザー名およびパスワードを格納するためにオンプレミス環境にファイルを作成します。ファイル名はappname.credという名前で、configディレクトリに格納する必要があります。

    ファイルには、次の行が含まれる必要があります:

    driver=oracle.jdbc.driver.OracleDriver
    jdbcurl=jdbc:oracle:thin:@host:port/service
    username=apps
    password=w+Sz+WjKpL8[

    注:

    両方の資格証明ストア・タイプで使用するパスワードは暗号化されている必要があります。

    タイプが「クラウド」ストアの場合は、ユーザー・インタフェースにパスワードを通常の方法で入力します。システムによってパスワードが暗号化され格納されます。

    タイプが「ファイル」ストアの場合は、encryptpasswordユーティリティを使用してパスワードを暗号化し、ファイルにパスワードを格納する必要があります。パスワードの暗号化の詳細は、EPM Cloudユーザー・パスワードの暗号化を参照してください。

  11. Peoplesoftのみ: 「JDBCドライバ」で、データベース管理システム(DBMS)への接続時に使用するJDBCドライバのタイプを選択します。

    JDBCドライバの使用可能なタイプは次のとおりです:

    • Microsoft SQL Server
    • Oracle

    JDBCドライバは、Javaアプリケーションとデータベースの通信を可能にするソフトウェアです。JDBCドライバは、データベースへの接続情報を通信し、クライアントとデータベース間で問合せや結果を転送するのに使用されるプロトコルを送信します。

  12. JDBC URLで、JDBCドライバURL接続文字列を指定します。

    JDBCドライバURL接続文字列により、Javaを使用してリレーショナル・データベースに接続できます。

    Oracle Thin JDBCドライバの場合、JDBCドライバURLには次が含まれます:

    jdbc:oracle:thin:@host:port:sid

    jdbc:oracle:thin:@host:port/service

    SQL Serverの場合、JDBCドライバURLには次が含まれます:

    jdbc:sqlserver://server:port;DatabaseName=dbname

  13. 「ユーザー名」で、オンプレミス・データベースのユーザー名を指定します。

  14. 「パスワード」で、オンプレミス・データベースのパスワードを指定します。

  15. 「フェッチ・サイズ」で、問合せに対する各データベースのラウンド・トリップでフェッチされる(ドライバで処理される)行数を指定します。

    イメージはアプリケーション詳細ページを示します。

  16. 「保存」をクリックします。