EPM統合エージェントでは、Oracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションからオンプレミス・データベースへのデータの移動を可能にすることによって、ライトバックがサポートされます。この機能を使用するには、オンプレミス・データベースにデータをエクスポートするデータ・エクスポート・アプリケーションを登録します。
単純な方法—アプリケーションを登録し、表名を指定し、表のすべての列をアプリケーションに含めます。INSERT文が自動的に生成され、データがロードされます。
この方法を使用するには、エクスポートする列のリストを含むCSVファイルを作成します。列の名前は、表の列名と完全に一致している必要があります。ファイルの名前は、アプリケーションの名前である必要があります。
高度な方法—問合せ定義ページでINSERT文を指定します。INSERT文には、値の表および列とアプリケーションのディメンション名を含めます。この方法を使用すると、わかりやすいディメンション名を付けることができ、TO_DATE、TO_NUMBERなどのSQL関数およびデータ型変換などの文字列演算を実行するその他の関数を使用することもできます。
この方法を使用するには、エクスポートする列のリストを含むCSVファイルを作成します。列のリストは、INSERT文で使用する列名と完全に一致している必要があります。ファイルの名前は、アプリケーションの名前である必要があります。
また、エージェントは、BefExportとAftExportという2つのイベント・スクリプトをライトバックの実行中に実行できます。BefExportイベントを使用すると、表にデータを挿入する前にアクションを実行するか、またはデフォルトの挿入処理を上書きできます。AftExportイベントを使用すると、表にデータを挿入した後で、処理後のクリーンアップを実行できます。
ライトバック機能は、SYNCモードとASYNCモードの両方で実行されているエージェントに対してサポートされています。