ソース列から導出されるクイック・モード方法の期間の選択

ソース・データにデータ・ソース内の期間列が含まれている場合、Oracle Enterprise Performance Management Cloudの期間をこの列から導出できます。

ソース・データには、次のような様々な形式の期間が含まれている可能性があります:

  • Jan-20

  • January-20

  • 01-20

  • 01/31/20

  • 01-Jan-20

ターゲット式を使用してターゲットの年および期間の値を導出したり、日付フィールドと関連する形式を使用して年および期間を導出することもできます。ターゲット式の使用の詳細は、ターゲット式の使用を参照してください。

ターゲットの年および期間の値を導出するには、次のターゲット式を使用します。

  • substring() - 文字位置(開始位置)と部分文字列長(抽出する文字数)に基づいて、文字列から文字を抽出して返します。

    詳細は、部分文字列を参照してください。

  • split() - 区切り文字に基づいてソースの値を分割し、値を分割した後のn値を返します。この式タイプは、文字列を区切って分割する場合に便利です

    詳細は、分割を参照してください。

日付フィールドと関連する形式を使用して年および期間を導出するには、次のターゲット式を使用します。

  • toPeriod() - 構文toPeriod(field, "<DATE FORMAT>", Mon)を使用して、ソース・システム期間名を基に期間ディメンション・メンバーを導出します


    イメージはtoPeriodのターゲット式ページを示します。

  • toYear() - 構文toYear(field, "<DATE FORMAT>", "FY+YY")を使用して、ソース・システム期間名を基に年ディメンション・メンバーを導出します


    イメージはtoYearのターゲット式ページを示します。

<DATEFORMAT>は単純なJava日付形式です。単純なJava日付形式の詳細は、https://docs.oracle.com/javase/8/docs/api/java/text/SimpleDateFormat.htmlを参照してください。

Mapは別のターゲット式で、入力フィールド、またはsubstrsplitなどの式および一連のキー値のペアを含むフィールドを、マッピングのために構文map(substr(field,1,2),P1:Jan|P2:Feb|P3:Mar|…)を使用して受け入れることができます

Note:

mapターゲット式は任意の式で使用できます。