アプリケーション詳細を使用して、EPM統合エージェントによるデータのライトバックの処理方法を指定します。また、オンプレミス・データベースの資格証明およびJDBC接続情報を指定する必要もあります。
オンプレミスへのデータ・エクスポート・アプリケーションのアプリケーション詳細を定義するには:
アプリケーション・ページから、オンプレミスへのデータ・エクスポート・アプリケーションの右側にあるをクリックし、「アプリケーション詳細」を選択します。
アプリケーション詳細ページから、「オプション」タブをクリックします。
「表名」で、データのロード先の表名を指定します。
オンプレミスへのデータ・エクスポート・アプリケーションのディメンションの名前は、表の列の名前と一致している必要があります。データをロードするINSERT文が自動的に生成され、すべてのフィールドのテキストが挿入されます。
このフィールドで表名を指定する場合は、挿入問合せフィールドでINSERT文を指定しないでください。
挿入問合せで、問合せ定義ページで作成されるカスタムINSERT文に関連付けるSQL問合せの名前を指定します。
INSERT問合せには、値の表および列とアプリケーションのディメンション名が含まれている必要があります。この方法を使用すると、わかりやすいディメンション名を付けることができ、TO_DATE、TO_NUMBERなどのSQL関数およびデータ型変換などの文字列演算を実行するその他の関数を使用することもできます。詳細は、カスタムINSERT問合せでのライトバックを参照してください。
INSERT問合せを指定する場合は、「表名」フィールドで表名を指定しないでください。
資格証明ストアで、EPM統合エージェントで使用する資格証明ストアのタイプを指定します。
資格証明ストアの使用可能なタイプは次のとおりです:
「クラウド」資格証明ストア・タイプの場合は、アプリケーションにユーザー名/パスワード/接続文字列を格納します。
「ファイル」資格証明ストア・タイプの場合は、JDBC URL、ユーザー名およびパスワードを格納するためにオンプレミス環境にファイルを作成します。ファイル名はappname.cred
という名前で、config
ディレクトリに格納する必要があります。
ファイルには、次の行が含まれる必要があります:
driver=oracle.jdbc.driver.OracleDriver jdbcurl=jdbc:oracle:thin:@slc04aye.us.oracle.com:1523:fzer1213 username=apps password=w+Sz+WjKpL8[
注:
両方の資格証明ストア・タイプで使用するパスワードは暗号化されている必要があります。
タイプが「クラウド」ストアの場合は、ユーザー・インタフェースにパスワードを通常の方法で入力します。システムによってパスワードが暗号化され格納されます。
タイプが「ファイル」ストアの場合は、encryptpassword
ユーティリティを使用してパスワードを暗号化し、ファイルにパスワードを格納する必要があります。パスワードの暗号化の詳細は、EPM Cloudユーザー・パスワードの暗号化を参照してください。
「JDBCドライバ」で、データベース管理システム(DBMS)への接続時に使用するJDBCドライバのタイプを選択します。
JDBCドライバの使用可能なタイプは次のとおりです:
「ユーザー名」で、オンプレミス・データベースのユーザー名を指定します。
「パスワード」で、オンプレミス・データベースのパスワードを指定します。
「保存」をクリックします。