照合コンプライアンス・トランザクションのロード・プロセスの説明

次に、データ統合を使用して照合コンプライアンス・トランザクションをAccount Reconciliationにロードする方法をおおまかに示します。

Note:

データ統合を使用してトランザクションをロードするときのベスト・プラクティスとして、Account Reconciliationで総勘定元帳や補助元帳を複製しないことをお薦めします。ERPからのロード・アクティビティは、期末照合のベスト・プラクティスではありません。100件を超えるトランザクションをロードする必要がある場合、実装担当者は、お客様の要件について理解を深めるために、より多く質問する必要があります。レビュー担当者にとって、期末照合のために多数のトランザクションをレビューすることは困難です。トランザクションがより多い使用事例では、照合コンプライアンスではなく、トランザクション照合が適しています。

データ統合で照合コンプライアンス・トランザクションのロードを設定するには:

  1. 照合コンプライアンス・トランザクション・アプリケーションを作成します。

    照合コンプライアンス・トランザクション・アプリケーションの登録を参照してください。

  2. ソースおよび照合コンプライアンス・トランザクション・ファイルとターゲット照合コンプライアンス・トランザクション・アプリケーション間の統合を作成します。

    統合を作成するときに、ロケーション情報も指定します。

    照合コンプライアンス・トランザクション統合の作成を参照してください。

  3. インポート・フォーマットを作成することにより、ソース・ファイルと照合コンプライアンス・トランザクション・アプリケーションのディメンション間でディメンションをマップします。

    ディメンションのマッピングを参照してください。

    ディメンションをマップするときには、「データ」ディメンションが必要です。「数値データ」ではなく「すべてのデータ型」を指定する必要があります(たとえば、「区切り - 数値データ」)。

  4. 「データ」および「プロファイル」ディメンションをマップして、ロード中にソースからターゲットへのデータの交差のペアを作成するためのマッピングをシステムが作成できるようにします。

    他のディメンションについては、ほとんどの属性がATTRターゲット・ディメンション・クラスにマップされている場合、メンバーのマッピングは必要ありません。ただし、UDにマップされている場合は必要です。

    照合コンプライアンス・トランザクションのデータ・メンバーのマッピングを参照してください。

  5. 統合を実行します。

    照合コンプライアンス・トランザクション統合の実行を参照してください。