ドリル詳細の定義

ドリル定義を定義するには:

  1. データ統合ホーム・ページの「アクション」から、「アプリケーション」を選択します。

  2. アプリケーション・ページで、ローカル・アプリケーションの右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックしてアプリケーションを選択し、「ドリル詳細」を選択します。

    イメージはドリル詳細ページを示します。

  3. ドリル詳細ページで、イメージは「追加」アイコンを示しますをクリックします。

  4. ドリル詳細の定義・ページを選択し、「プラン・タイプ」から、統合を保持するソース・プラン・タイプを選択します。

    イメージは「定義」タブを示します

  5. 「URL名」に、ドリルの名前を指定します。

    これは、Calculation Managerで開くときのOracle EssbaseのドリルURL名です。

    Essbaseの名前の制限が直接ドリルの名前に適用され、次のものがあります:

    • 非Unicodeモード・アプリケーションの直接ドリルに名前を付けるときは、8文字以内にします。

    • Unicodeモード・アプリケーションの直接ドリルに名前を付けるときは、30文字以内にします。
    • 名前ではスペースを使用しないでください。

    • 次の文字を使用しないでください:

      Table 15-1 Essbaseの命名の制限

      文字 説明
      * アスタリスク
      [] 大カッコ
      : コロン
      ; セミコロン
      , カンマ
      = 等号
      > 大なり記号
      < 小なり記号
      . ピリオド
      + プラス記号
      ? 疑問符
      " 二重引用符
      ' 一重引用符
      / スラッシュ
      \ バックスラッシュ
      | 垂直棒
        タブ
  6. 「URLタイプ」から、直接ドリルに使用するURLのタイプを選択します。

    使用可能なタイプ:

    • ランディング・ページ - ランディング・ページを自動的に起動します。このランディング・ページから、ソース・ドキュメントを開いたり、次に示すように、定義されたソース・システムのランディング・ページへのドリルスルーを続行できます。

      次の例では、Planningのデータ・フォームからドリル・スルーを実行できます:

      イメージはPlanningのデータ・フォームを示します

      このランディング・ページから、ソース・ドキュメントを開いたり、定義されたソース・システムのランディング・ページへのドリル・スルーを続行できます。

      イメージは定義されたソース・システムのランディング・ページを示します。

      Note:

      ドリル・スルー機能は、Planningアプリケーションにロードされた為替レート・データに対してはサポートされません。

      Essbaseにデータをロードするときに別名にマップした場合、ランディング・ページのフィルタではEssbaseのメンバーが使用されるため、ドリル・スルーが失敗することがあります。この場合は、別名のかわりにメンバー名を使用してください。

    • カスタム - カスタム直接ドリル領域定義に関連付けられたURLを使用し、ドリル・スルーの結果を別のブラウザで表示します。

      この設定をプラン・タイプに使用してカスタム・ドリルを定義すると、デフォルトのドリル作成でそのプラン・タイプのドリル領域は作成されません。カスタム・ドリルが定義されている場合、ドリル領域の作成フラグは無視されます。

    • エージェント - SQL問合せおよびサーバー情報に基づいてパラメータを使用します。この場合、サーバー情報はエージェントから取得されますが、URLの残りの部分はSQL問合せで指定されたパラメータから導出されます。このURLタイプを使用するには、ドリルURLにデータ・ソース、問合せ、および渡すパラメータが含まれている必要があります。

  7. 「ドリルURL」で、カスタムおよびエージェント直接ドリル・スルー定義のURLアドレスを指定します。

    カスタムURLタイプの場合、ドリルURLにサーバー、ポートおよびURLパラメータが含まれている必要があります(例: https://server:port/<URL Parameters>)。

    カスタム・ドリルURLを次に示します。ランディング・ページをバイパスする場合、これは直接ドリルURLです。

    イメージはカスタム・ドリルURLを示します

    エージェントURLタイプの場合、ドリルURLにデータ・ソース・アプリケーション名、SQL問合せおよび数値列が含まれている必要があります。

    • DATASOURCE - データのロードに使用されるデータ・ソース・アプリケーションの名前を指定します。ソース接続情報は、このアプリケーションから導出されます。
    • QUERY - ドリルの実行に使用されるSQL問合せを指定します。
    • NUMERIC - 適切に調整されるように数値列を指定します。

    イメージはエージェントURLタイプのサンプルのドリルURLを示します。

    EPM統合エージェントを使用したドリル・スルーの詳細は、EPM統合エージェントのドリルダウンの作成を参照してください。

  8. 「サマリー・ドリルを使用可能にする」オプションを選択して、データ・フォームまたはレポートでサマリー・メンバーからドリルダウンし、数字を構成する詳細ソース・データを表示します。

    このオプションを有効にし、「ドリル領域の作成」オプションを「はい」に設定した状態でデータをロードすると、「ドリル」アイコンがサマリー・レベルで有効になります。1つのディメンションに対して、ドリルできる下位メンバーの数は1000に制限されています。

    サマリー・ドリルでは、それぞれのディメンションについて子孫の数が1,000に制限されています。子孫の数が1,000を超える場合は、「アプリケーション・オプション」の「子孫が1000を超える場合のサマリー・ドリル動作」設定によってシステムの動作が制御されます。このオプションが「無視」に設定されている場合、そのディメンションに対するフィルタリングは完全に無視されます。「フィルタ」は、レベル0のメンバーを持つか子孫の数が1,000未満の残りのディメンションにのみ適用されます。その結果、ドリルしている親の下にないメンバーが取得される可能性があります。

    Note:

    1,000を超える子孫に対してサマリー・ドリルを実行し、最上位レベルのディメンションのみを含めることを選択したが、結果が基本レベルのディメンションと同じである場合は、少なくとも3つのディメンションについて基本レベルの交差も選択します。

    Note:

    サマリー・ドリルをサポートするには、ドリルの問合せでSQLのWHERE句に演算子を含めないでください。たとえば、問合せを次のようにする必要があります: WHERE COMPANY ~ENTITY~。子孫の数に基づいて、適切な条件(IN、LIKE)が決定されます。
    ドリル領域の詳細は、ドリル領域の使用を参照してください。
  9. 「保存」をクリックします。

    ドリル定義を保存すると、Essbaseでドリル領域が自動的に作成または更新されます。ドリル詳細を削除すると、Essbaseでも削除されます。

  10. 必要に応じて、「ドリル領域」タブでカスタム・ドリル領域を指定します。

    詳細は、カスタム・ドリル領域の定義 を参照してください。

  11. オプション: 既存の直接ドリル定義を編集するには、ドリル詳細ページで、定義を選択してイメージは「編集」アイコンを示します。をクリックします。

    既存の直接ドリル定義を削除するには、ドリル詳細ページで、定義を選択してイメージは「削除」アイコンを示します。をクリックします。