エラー・メッセージ出力ファイルの表示

データをPlanningにエクスポートする際に、データのロード・ステップで発生したエラー・メッセージは、別の出力ファイルに取得されます。このファイルには、エラー・メッセージのみが含まれています。この情報は、貴重なデバッグ・ツールです。エラーは、単に出力ファイルを確認することで簡単に識別でき、ダウンロードして、電子メールによってユーザーが使用できるようにすることができます。

注:

エラー・メッセージはプロセス・ログにも表示されますが、ログ・レベルが1に設定されている場合は表示されないことがあります。また、プロセス・ログには、ステータス、プロセス・ステップおよびプロセス時間も表示されるため、エラー・メッセージを見つけて識別することが難しい場合があります。

Planningにデータをロードするときに生成されるエラー・メッセージは、次の3つの方法のいずれかが使用されている場合に発生します。

  • Essbaseへのクイック・モード・ロード(「数値データのみ」がロード方法である場合に使用されます)

  • アウトライン・ロード・ユーティリティ(「セキュリティ保護されたすべてのデータ型」 - 管理ユーザーがロード方法である場合に使用されます)

  • REST API (「セキュリティ保護されたすべてのデータ型」の場合に使用されます) (管理者に対してセキュリティが有効な場合)

次の例では、Oracle Essbaseに対するクイック・モード・ロードが失敗したときにエラー・メッセージが生成されています:

イメージはEssbaseへのロードから識別されたエラー・メッセージを示します。

この例では、エラー・メッセージによって、ロードがアウトライン・ロード・ユーティリティから行われたときに発生した無効なメンバー番号が識別されています。

イメージはメンバー番号が無効と識別されたときに生成されたエラー・メッセージを示します。

統合のエラー・メッセージ出力ファイルを表示するには:

  1. 「データ統合」ホーム・ページの「アクション」ドロップダウンから、「プロセスの詳細」を選択します。

    特定の統合のプロセスの詳細を表示するには、データ統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「プロセスの詳細」を選択します。

  2. エラー・メッセージ出力ファイルが生成された統合の「プロセスID」を選択します。

    統合の実行が失敗した場合は、イメージは、統合の実行の失敗を表すアイコンを示します。が統合の「ステータス」列に表示されます。

  3. 「出力」から、イメージは「出力ファイル」アイコンを示します。をクリックします。

    Planningアプリケーション_プロセスID.outページが表示されます。

    イメージはエラー・メッセージ出力ファイルを示します。

  4. エラー・メッセージ出力ファイルを開くか保存します。

    エラー・メッセージ出力ファイルがデフォルトのテキスト・エディタで開かれます。