ファイルベース・オプションの定義

ファイルベース統合については、ファイル名とファイルを格納するために使用する受信ボックス・フォルダを指定できます。ファイルを使用して、1つの期間または複数の期間にデータをロードできます。複数の期間にデータをロードするには、いくつかの方法があります。1つの方法は、複数の列がある1つのファイルを使用する方法で、ヘッダー・レコードまたは期間マッピングを使用して各列を期間にマップできます。オプションは、期間ごとに1つのファイルを使用することです。期間ごとに1つのファイルを使用するには、特定のファイル名形式を使用して期間を識別できます。

ファイルに関連付けるカテゴリおよび期間の設定では、事前定義された値を使用できます。この設定によって、選択内容の編集時に使用可能なオプションが制限されることがあります。

ファイルベース・データ統合オプションの設定の詳細は、次のチュートリアルを視聴してください: Enterprise Planning Cloudでのファイルベース・データ統合オプションおよび統合の実行の設定

ファイルベース・オプションを選択するには:
  1. 「データ統合」ホーム・ページから、ファイルベースの統合の右側にあるイメージは「選択」アイコンを示します。をクリックし、「オプション」を選択します。
  2. 「オプション」タブを選択します。
  3. 「ファイル名」から、ソース・システム・ファイルの名前を選択します。

    ディレクトリ名を指定しない場合、データ・ファイルはデータ統合ホーム・ディレクトリからインポートされます。この場合、「アプリケーション」の「受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラ」で、「ファイル名」フィールドにepminbox/<filename>の形式を使用してファイルを参照します。epminbox/<filename>は、「ディレクトリ」フィールドに指定しないでください。

    ファイル名のみを指定した場合、統合の実行ページで単一の期間に対してデータを入力する必要があります。

    複数の期間をロードするには、各期間用のファイルを作成し、期間名または期間キーをファイル名に追加します。複数の期間に対して統合を実行する場合、各期間のファイル名が作成され、適切なPOVにアップロードされます。

  4. 「ディレクトリ」で、ファイルを配置するフォルダを指定します。

    注:

    ファイルのディレクトリ名を指定しない場合、データ・ファイルはデータ統合ホーム・ディレクトリからインポートされます。この場合、「アプリケーション」の「受信ボックス/送信ボックス・エクスプローラ」で、「ファイル名」フィールドにepminbox/<filename>の形式を使用してファイルを参照しますが、このフィールドにepminbox/<filename>を指定しないでください。
  5. データを複数の期間にロードするには、「ファイル名の接尾辞タイプ」から、「期間名」「期間キー」のどちらかを選択します。

    接尾辞がファイル名に追加され、接尾辞の追加後にファイル拡張子が追加されます。ファイル名を空白にすると、接尾辞付きのファイルが検索されます。ファイル名の接尾辞タイプを指定すると、ファイル名はオプションになり、統合の実行ページでは必要ありません。

    ファイル名の接尾辞タイプが期間キーの場合、接尾辞インジケータと期間の日付フォーマットがファイル名で(接尾辞セットとして)必要となり、有効な日付フォーマットとして検証される必要があります。

    たとえば、次のように指定します:

    1. 1_Jan-2018.txt
    2. 1_Feb-2018.txt
    3. 1_Mar-2018.txt

    この場合、統合を実行するときに、「ファイル名フィールドに1_.txtを入力し、接尾辞インジケータとして「期間名」を選択します。次に、1月から3月の期間について統合を実行します。

  6. 「期間キーの日付フォーマット」で、JAVA日付フォーマット(SimpleDateFormat)でファイル名に追加する期間キーのデータ・フォーマットを指定します。
  7. 「カテゴリ」から、カテゴリを選択します。

    リストされているカテゴリは、データ統合の設定時に作成したカテゴリ(実績など)です。カテゴリ・マッピングの管理を参照してください。

  8. 「キューブ」から、データをロードするプラン・タイプを指定します
  9. 「保存」をクリックします。