Budgetary Controlの予算消費残高をPlanningにロードするプロセスの説明

Budgetary Controlから、Planningアプリケーションで使用する契約、債務、支出およびその他の見込支出をロードできます。

次に、Budgetary ControlからPlanningに契約、債務およびその他の見込支出をロードするステップをおおまかに示します。

1. 「接続」で、Budgetary Controlへのソース接続を登録、構成および初期化します。

   詳細は、Budgetary Controlソースへの接続の構成を参照してください。

2. アプリケーションで、データ・ソースとしてタイプ「Oracle ERP Cloud」を登録し、接続を指定し、適用可能なフィルタを選択し、「予算管理」オプションを有効にします。

   「アプリケーションのインポート」ボタンによって、Budgetary Controlの残高Essbaseキューブをデータ統合にBudgetary Controlアプリケーションとして取り込みます。各Budgetary Controlターゲット・アプリケーション内の予算管理ディメンション・メンバーは、Oracle Fusion Cloud EPMとの間でデータをロードおよびライトバックするために使用されるBudgetary Controlの予算管理を表しています。

   詳細は、次を参照してください。

   注:

   このリリースでは、Budgetary ControlとOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementの統合で、ドリル・スルーがサポートされていません。

3. Planningで承認された予算からのPlanningアプリケーションをBudgetary Controlに統合します。

   詳細は、Planning とBudgetary Controlの消費残高の統合を参照してください。

4. 「ディメンションのマッピング」で、Budgetary Control (予算勘定体系)セグメントとディメンションの間の統合マッピングを設定するためのインポート・フォーマットを指定します。

   ソースとターゲットを選択すると、データ統合によってソースとターゲットの列に自動的に移入されます。

5. 「マップ・メンバー」で、Budgetary ControlアプリケーションとPlanningアプリケーションの間でメンバーをマップします。

   詳細は、Budgetary ControlとPlanningの間のディメンションのマッピングを参照してください。

6. 「オプション」で、結果を制限するためにフィルタを指定します。

   統合の作成時、データ統合でフィルタが自動的に作成されます。必要に応じてフィルタを変更できますが、削除はできません。(フィルタが削除されると、データ統合でデフォルト値が再作成されます。)

   詳細は、フィルタの追加を参照してください。

7. ロードを実行し、Budgetary ControlアプリケーションからPlanningアプリケーションに契約、債務および支出金額を転送するための統合を実行します。

   詳細は、統合の実行を参照してください。