「抽出パッケージ(EDMCS)」ジョブ・タイプを使用して、Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementで抽出パッケージを実行します。抽出パッケージの結果は、抽出パッケージのパラメータに基づいて、個別のファイルまたは結合ファイルとして出力できます。抽出パッケージ・ファイルは、Oracle Enterprise Data Management Cloudステージング領域に書き込むか、グローバル接続ターゲットに転送できます。
このジョブ・タイプは、リモート操作(非ローカル接続)でのみサポートされます。新しいOracle Enterprise Data Management Cloud接続を作成するには、Financial Consolidation and Closeの管理のCloud EPM内での事前作成済の統合の追加を参照してください。接続は「その他のWebサービス・プロバイダ」接続タイプとして定義する必要があります。接続内のURLの形式は、https://hostname.com/epm
である必要があります。「epm」以外の接尾辞で終わるURLは正しく機能しません。
「抽出パッケージ(EDMCS)」ジョブ・タイプのパラメータには、次のものが含まれます:
Table 12-15 「抽出パッケージ(EDMCS)」ジョブ・タイプのパラメータと説明
「抽出パッケージ(EDMCS)」ジョブ・タイプのパラメータ | 説明 |
---|---|
名前 |
抽出パッケージが属するOracle Enterprise Data Management Cloud内のアプリケーションの名前を選択します。 必須。 |
タイトル |
パイプラインのジョブのタイトルを指定します。このパラメータは、デフォルトでアプリケーションの名前に設定されます。 必須。 |
抽出パッケージ名 |
抽出パッケージの名前を指定します。 必須。 |
ファイル名 |
抽出先のターゲット・ファイル名を指定します。ファイル名には.zip拡張子を含める必要があります。抽出パッケージが接続で構成されており、「Zip抽出」パラメータが無効な場合、抽出パッケージ・ファイルはグローバル接続ターゲットに個別に書き込まれます。 必須。 |
EDMCSグローバル接続 |
Oracle Enterprise Data Management Cloudステージング領域ではなく、接続に抽出する場合に、抽出パッケージの結果を書き込むOracle Enterprise Data Management Cloudグローバル接続の名前を指定します。 オプション。 |
「抽出パッケージ(EDMCS)」ジョブ・タイプのパラメータのサンプルを次に示します。