ファイル操作ジョブ・タイプの使用

ファイル操作

実行時に実行するファイル操作のタイプを選択します:

オプション・タイプ:

• コピー—「コピー」ファイル操作では、ソース・ディレクトリからターゲット・ディレクトリにファイルがコピーされ、元のファイルは、ターゲット・ディレクトリへのコピー操作後にソース・ディレクトリに保持されます(つまり、同じ環境内のローカル・ファイル操作に使用されます)。ローカル接続が必要です。
• 削除—「削除」ファイル操作は、ソース・ディレクトリからファイルを削除します。ローカル接続が必要です。
• 移動—「移動」ファイル操作では、ソース・ディレクトリからターゲット・ディレクトリにファイルが移動されますが、移動されたファイルは、ターゲット・ディレクトリへの移動操作後にソース・ディレクトリに保持されません。「移動」ファイル操作はローカル操作であり、ローカル接続が必要です。
• ファイルの解凍。ローカル接続が必要です。
• アップロード—ローカルOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementサーバーから別のCloud EPMサーバーにファイルをコピーします(ローカルCloud EPMサーバーは、パイプライン・プロセスが実行されるサーバーです。)このファイル操作では、ローカル・サーバーからリモートでファイルをアップロードするために、リモート・マシンのターゲット・ディレクトリおよびターゲット・ファイル名を指定する必要があります。「アップロード」はリモート操作であり、リモート接続が必要です。

• ダウンロード—リモートCloud EPMサーバーからローカルCloud EPMにファイルをコピーします(ローカルCloud EPMサーバーは、パイプライン・プロセスが実行されるサーバーです。)このファイル操作では、リモート・マシンからローカルにファイルをダウンロードするために、リモート・マシンのソース・ディレクトリおよびソース・ファイル名を指定する必要があります。リモート接続が必要です。

  datファイルの場合、ファイルのダウンロードは、統合出力の一部として生成されたdatファイルでのみ、または統合の「オプション」にターゲット・ファイル名がある場合にのみ機能することに注意してください。

ソース・ディレクトリ

ファイルをコピー、移動、解凍、アップロードまたはダウンロードする元のソース・ディレクトリを指定します。

「削除」ファイル操作では、ソース・ディレクトリを指定する必要があります。

ファイルをダウンロードするときには、ソース・ディレクトリとソース・ファイル名によって、リモート・ソース・ディレクトリとファイル名が識別されます。

ファイルをアップロードするときには、ソース・ディレクトリとファイルによって、ローカルにアップロードするファイルのある場所が識別されます。

ソース・ファイル名

コピー、移動、解凍、アップロードまたはダウンロードするファイルのソース・ファイル名を指定します。

ターゲット・ディレクトリ

ファイルのコピー先のターゲット・ディレクトリを指定します。ターゲット・ディレクトリには、inbox (データ統合の受信ボックス・フォルダ)、openbatch、openbatchmlおよびepminbox (Planningの受信ボックス・フォルダ)を指定できます。

zipファイルには、サブディレクトリを1レベルのみ含めることができます。

ファイルをダウンロードするときには、ターゲット・ディレクトリとファイル名によって、ファイルをローカルでダウンロードする宛先の場所が識別されます。

ファイルをアップロードするときには、ターゲット・ディレクトリとターゲット・ファイル名によって、リモート・ターゲット・ディレクトリとファイル名が識別されます。

ターゲット・ファイル名

コピー、移動、解凍、アップロードまたはダウンロードされたファイルのターゲット・ファイル名を指定します。

解凍ファイル操作には、ターゲット・ファイル名は必要ありません。