財務には、予算改訂のデータを計算してプッシュするルールが含まれています。
財務の他のルールの詳細は、財務のルールを参照してください。
ルールおよびGroovyテンプレートのセキュリティを設定して、ユーザーに必要なルールへのアクセス権を付与します。
詳細は、ルール・セキュリティの管理を参照してください。
表5-4 財務の予算改訂のルール
ルール | 説明 |
---|---|
改訂の準備 |
プランニングおよび予測が完了し、予算が予算管理にプッシュされた後、このルールを実行して当初予算のデータをEPM Planning財務の採用済予算にコピーします。 このルールは、現在の年の改訂を開始する前に1回のみ実行します。 このルールは、選択したシナリオおよびバージョンを使用して、当初予算からデータをコピーします。通常、プラン・シナリオ(OEP_Plan)および作業バージョン(OEP_Working)を、選択した期間および年の採用済予算シナリオ(OEP_Adopted Budget)、当初バージョン(OEP_Original)および作業バージョン(OEP_Working)にコピーします。 このルールを実行すると、EPM Planning財務から予算管理の管理予算へのドリル・スルーも可能になります。 |
改訂の作成および移入 | 「改訂の準備」を実行した後、改訂ヘッダーを作成し、必要に応じて現在の承認済金額の割合を移入します。 |
改訂の共有 | 改訂を他のプランナと共有して、改訂サイクルに寄与します。 |
資金チェック |
予算管理を呼び出して残余予算をチェックし、予算改訂が予算管理で設定された管理を満たしていることを検証します。 |
予算引当 |
予算改訂の準備ができると残余予算チェックに成功し、承認プロセスを使用している場合は必要に応じて予算改訂が承認され、改訂に関連付けられた予算管理の管理予算に残余予算を引き当てます。 予算改訂は予算管理にプッシュされ、予算管理の残余予算引当プロセスが呼び出され、更新されたセル値に残余予算が引き当てられます。 改訂もクリアします。 |
改訂のクリア | 残余予算の引当を続行しない場合は、手動で改訂をクリアします。 |
資金の結果の取得 |
「残余予算チェック」ルールを実行するときに、チェック対象のセルが多数あり、すぐに結果が表示されない場合は、「資金の取得結果」を実行して、バッチ・ジョブがいつ完了したかを確認して結果をレビューします。 |