EPM Planningプロジェクトのプロジェクトを作成および承認し、プロジェクトおよび予算をプロジェクト管理にエクスポートすると、プロジェクト・マネージャがプロジェクト管理で、オプションで戦略的予算に対して検証される詳細予算を準備します。プロジェクトが実行されると、プロジェクト管理で実績コストが収集されます。
プロジェクト管理で実績の準備ができたら、EPM Planningプロジェクトに実績データをインポートします。
管理者は継続的に「プロジェクト実績のインポート」ジョブを使用して、プロジェクト実績をプロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトにインポートでき、ジョブを定期的に実行するようにスケジュールできます。
管理者のみがジョブを実行およびスケジュールできます。または、プランナはデータ統合の統合を使用して、実績をインポートできます。プランナが実績をインポートするための指示は、Planningモジュールの操作のプロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトへの実績データのインポートを参照してください。
ジョブを使用するとプロセスが簡素化されます。ジョブ「プロジェクト実績のインポート」を実行すると、次のタスクがジョブの一部として実行されます:
さらに、日付範囲に代替変数を使用して、このジョブを定期的に実行するようにスケジュールすることを簡素化できます。代替変数を使用する場合、実績に最新の日付範囲を使用するように、ジョブ定義を定期的に更新する必要はありません。かわりに、代替変数の値を更新します。
プロジェクト管理からEPM Planningプロジェクトに実績をインポートするには:
ジョブには、「プロジェクト管理クラウド統合」を有効にした際に設定した統合に対するデータ統合からの情報が事前に移入されます。「統合ジョブ名(プロジェクト実績)」のリストには、すべてのプロジェクト管理カレンダに対して定義されたすべての統合が含まれます。「シナリオ」、「バージョン」および「エンティティ」は移入されますが、変更できます。
デフォルトでは、開始期間と終了期間は代替変数を使用します。
Note:
プロジェクト管理に複数のカレンダがある場合、「統合ジョブ名(プロジェクト実績)」に使用可能な統合が複数あります。これらはそれぞれ異なる名前で始まり、それぞれ異なる事業部門に関連付けられます。実装に必要な統合を実行します。現在ジョブを実行している場合、開始期間と終了期間も変更できます。ジョブをスケジュールする場合、代替変数を使用して、様々な期間に対するこのジョブの実行を簡素化できます。
ここで選択するエンティティ値は、「インポート済プロジェクトの計算」ルールの入力として使用されます。(その事業部門に対応する値をフェッチするために、エンティティ値がプロジェクト管理に渡されることはありません。データ統合で、フィルタを設定してプロジェクト管理事業部門のデータを取得します。)