プロジェクト管理との統合のためのEPM Planningプロジェクト・ルール

プロジェクト管理クラウド統合を有効にすると、ルールおよびルールセットが追加されます。

ルール

  • プロジェクト統合エラー・ステータスの変更(OPF_Change Project Integration Error Status): 「プロジェクト詳細」フォームの「アクション」メニューからこのルールを実行して、統合ステータスを「エラー」から「初期」または「準備完了」のいずれかに変更します。

  • 四半期ごとおよび年次から月次への分散 - 調整(OPF_Spread Qrtly and Yearly to Months - Adjustments): このルールは、「プロジェクト費用の調整」フォームで「保存時に実行」に設定されており、四半期ごとおよび年次の費用を月次に分散します。

ルールセット

  • インポート済プロジェクトの計算(OPF_Calculate Imported Projects)

    インポートされたデータをロールアップし、材料費用/収益のキャッシュ・フローを計算します。このルールは統合シナリオの範囲外でも使用できます。

    入力: 通貨、エンティティ、シナリオ、バージョン、プロジェクト。すべてのレベル・ゼロのメンバーが計算に含まれる場合は、通貨、エンティティおよびプロジェクトに親メンバーを指定できます。

    ルールの構成:

    • OPF_Calculate Cash Flow for Loaded Projects: 材料費用/収益のキャッシュ・フローを計算します。
    • OPF_Rollup Project Cube: データをロールアップします(既存のルール)。
    • OPF_Set Missing Properties for Reporting: インポートされたプロジェクトの欠落したプロジェクト統合ステータスランクおよび優先度を設定します(該当する場合)。
  • 承認済プロジェクトのエクスポート(OPF_Export Approved Projects)

    プロジェクト管理との統合のために、「承認済」(プロジェクト・ステータス)および「内部」または「準備完了」(プロジェクト統合ステータス)であるすべてのプロジェクトをエクスポートします。このルールセットはデータ管理によって呼び出されます。

    入力: シナリオ、バージョン、エンティティ。親メンバーの下にあるすべてのレベル・ゼロのメンバーが計算に含まれるように、エンティティに親メンバーを指定できます。

    ルールの構成:

    • OPF_Prepare Data For Reporting: レポート・キューブに移動するためのデータを準備します。
    • OPF_Set Missing Properties for Reporting: インポートされたプロジェクトの欠落したプロジェクト統合ステータスランクおよび優先度を設定します(該当する場合)。
    • OPF_Execute Project Reporting Data Maps: データ・マップを実行して、OEP_PFPキューブからPFP_REPレポート・キューブにプロジェクト・データを移動します。
    • OPF_Merge Data Slice: ゼロをクリアし、PFP_REPレポート・キューブのデータ・スライスをマージします。
    • OPF_Export Project Properties To File: 統合ステータス「初期」または「準備完了」である承認済プロジェクトを、プランニング送信ボックスのファイルにエクスポートします。エクスポートはレポート・キューブから実行されます。
    • OPF_Reset Integration Properties: 統合ステータスの説明をクリアします。
  • 統合プロジェクト・リストのエクスポート(OPF_Export Integrated Project List)

    統合ステータス統合済ステータスになっているプロジェクトをエクスポートします。このルールはデータ管理によって呼び出されます。

    入力: シナリオ、バージョン、エンティティ。親メンバーの下にあるすべてのレベル・ゼロのメンバーが計算に含まれるように、エンティティに親メンバーを指定できます。

    ルールの構成:

    • OPF_Set Missing Properties for Reporting: インポートされたプロジェクトの欠落したプロジェクト統合ステータスランクおよび優先度を設定します(該当する場合)。
    • OPF_Execute Project Reporting Data Maps: データ・マップを実行して、OEP_PFPキューブからPFP_REPレポート・キューブにプロジェクト・データを移動します。
    • OPF_Merge Data Slice: ゼロをクリアし、PFP_REPレポート・キューブのデータ・スライスをマージします。
    • OPF_Export Integrated Project List To File: 統合ステータスが統合済であるプロジェクトを、レポート・キューブからプランニング送信ボックスのファイルにエクスポートします。
  • プロジェクト予算のエクスポート(OPF_Export Project Budget)

    プロジェクト予算をプランニング受信ボックスのファイルにエクスポートします。このルールは統合には使用されませんが、ユーザーが費用をファイルにエクスポートできるように用意されています。ただし、ファイルが大きくなりすぎないようにするためにプロジェクトの数が制限されています。

    入力: シナリオ、バージョン、エンティティ。親メンバーの下にあるすべてのレベル・ゼロのメンバーが計算に含まれるように、エンティティに親メンバーを指定できます。

    ルールの構成:

    • OPF_Prepare Data For Reporting: レポート・キューブに移動するためのデータを準備します。
    • OPF_Set Missing Properties for Reporting: インポートされたプロジェクトの欠落したプロジェクト統合ステータスランクおよび優先度を設定します(該当する場合)。
    • OPF_Execute Project Reporting Data Maps: データ・マップを実行して、OEP_PFPキューブからPFP_REPレポート・キューブにプロジェクト・データを移動します。
    • OPF_Merge Data Slice: ゼロをクリアし、PFP_REPレポート・キューブのデータ・スライスをマージします。
    • OPF_Export Project Budget To File: すべてのプロジェクトの個々の費用合計レベルの費用をプランニング受信ボックスのファイルにエクスポートします。エクスポートはレポート・キューブから実行されます。

また、プロジェクト管理クラウド統合を有効にすると、一部のルールが変更されます。プロジェクト・アーティファクトの更新を参照してください。