プロジェクト管理クラウド統合を使用するための既存のEPM Planningプロジェクト・アプリケーションの更新

既存のEPM Planningプロジェクト・アプリケーションがあり、追加でプロジェクト管理クラウド統合を有効にする場合、次のステップを実行してアプリケーションを更新します:

  1. 既存のプロジェクトにプロジェクト名の別名がない場合は、別名を指定します。ディメンション・エディタを使用するか、アウトライン・ロード・ユーティリティを使用できます。

    プロジェクトの別名は、プロジェクト管理のプロジェクト名に対応します。

  2. 統合するプロジェクトごとに、「名前」というプロジェクト・プロパティに別名と同じ値を移入します。「名前」は、「勘定科目」ディメンションのOPF_Required Propertiesの下にあります。ディメンション・エディタを使用するか、アウトライン・ロード・ユーティリティを使用できます。
  3. 25文字以下になるように既存のプロジェクト・メンバー名を変更します。

    プロジェクト・メンバー名は、プロジェクト管理のプロジェクト番号に対応します。

    プロジェクト管理クラウド統合が有効な場合、作成する新規プロジェクトにプロジェクト番号を入力する必要があります。これは、EPM Planningプロジェクトでプロジェクト・メンバー名として保存されます。

  4. プロジェクト管理のプロジェクト・テンプレートを、EPM Planningプロジェクトの既存する各プロジェクトに関連付けます。これは、「プロジェクト詳細」フォームで実行するか、またはアウトライン・ロード・ユーティリティを使用できます。
  5. EPM Planningプロジェクトで提供されているプロジェクトの承認(OPF_Approve Projects)ルールを使用して、プロジェクトを承認します。承認されているプロジェクトのみプロジェクト管理にエクスポートできます。

    プロジェクトを承認すると、プロジェクト管理にエクスポートする準備が完了していることを示す統合ステータスが設定されます。

    アウトライン・ロード・ユーティリティを使用して、プロジェクト承認ステータスおよび統合ステータスを変更することもできます。

  6. プロジェクト管理クラウド統合を追加で有効にしている場合、プロジェクトのレポート・キューブ(PFP_REP)はカスタム・メンバーに対して自動的には有効になりません。必要に応じて、次に対してプロジェクトのレポート・キューブを有効にします:
    • エンティティ、プロジェクトなどのカスタム・メンバー。
    • ジョブや従業員などの要員が有効な場合に使用される、ディメンション内で使用可能なカスタム・メンバー。
  7. 一部のルールおよびフォームはこの統合をサポートするために変更されます。ルールまたはフォームをカスタマイズしてある場合は、プロジェクト・アーティファクトの更新を参照してください。
  8. データのロードに新規メンバーOPF_Loadを使用することをお薦めします。詳細は、プロジェクト・アーティファクトの更新を参照してください。

次に、EPM Planningプロジェクトからプロジェクト管理にプロジェクトおよびプロジェクト予算をエクスポートします。EPM Planningプロジェクトからプロジェクト管理へのプロジェクト・データおよび予算のエクスポートを参照してください。