注:
データ管理でデータ・ロード・ルールを定義する際のオプションを使用すると、増分データのみを要員にロードするか、毎回すべてのデータをロードするかを決定できます。
増分データ・ソース・ファイルを設定するには:
「設定」タブをクリックし、「登録」で「ターゲット・アプリケーション」をクリックします。
「ターゲット・アプリケーションのサマリー」で、「追加」、「データ・ソース」をクリックします。
「接頭辞」で、ソース・システム名を一意にする接頭辞を指定できます。
追加するソース・システム名が既存のソース・システム名に基づいているときは、接頭辞を使用してください。その接頭辞が既存の名前に結合されます。たとえば、増分ファイル・ソース・システムに既存の名前と同じ名前を付ける場合は、自分のイニシャルを接頭辞として割り当てることができます。
server /u03/inbox/inbox
)に追加します。
「ホーム」フォルダを展開し、「受信ボックス」を選択してソース・ファイル・リストを表示します。ファイルは、サポートされる区切り文字の1つを使用した区切りファイルであり、最初の行に各ディメンションのヘッダー・レコードが含まれている必要があります。データ・フィールドは、ファイル内の最後の列です。ソース・データ・ファイルの準備を参照してください。
ディメンションの詳細が自動的に作成されます。
テキストおよび数値データのロード用として共通の「区切り - すべてのデータ型」を選択することをお薦めします。
「ソース列」には、ソース・データ・ファイル内のヘッダー行からディメンションが移入されます。
注:
単一期間ロードのみがサポートされています。インポート・フォーマットの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理内のインポート・フォーマットの操作を参照してください。
詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理のロケーションの定義を参照してください。
ソース・データ・ファイル内のディメンションごとにメンバー・マッピングを作成する必要があります。
詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理のメンバー・マッピングの作成を参照してください。
元のファイルと同じ名前にすることも、新しい名前を付けることもできます。ロードされた2つのファイルの間の差異が、増分ロード・ファイル内に自動的に作成されます。このため、ファイルA.txt
に100行、ファイルB.txt
内に300行があり、その最初の100行が同一のときに、最後のプロセスIDが0である場合、初回のロード時にはファイルA.txt
が選択されます。2回目のロードはファイルB.txt
に対して行われます。IDは、Aに割り当てられた最後のプロセスIDを自動的に指します。
注:
「ソース・ファイルをソートしない」オプションを使用するルールがあったが、ソートするオプションに切り替えた場合、ファイルの順序が異なるために、最初のロードの結果が無効になります。それ以降の実行では、データが正常にロードされます。
ロードが元のデータ・ファイルに対する最初の実行である場合、最後のプロセスIDに0の値が表示されます。ロードが再度実行されると、最後のプロセスIDに元のソース・データ・ファイルの最後のロードの実行番号が表示されます。新しく作成されたファイル比較バージョンおよび元のデータ・ファイルに差異が示されていない場合、またはファイルが見つからない場合、最後のプロセスIDの値が、正常に実行された最後のロードIDに割り当てられます。
すべてのデータをリロードするには、最後のプロセスIDを0に戻し、新しいソース・ファイルを選択してベースラインをリセットします。
注:
ソース・データ・ファイルのコピーは最後の5バージョンのみがアーカイブされ、最大60日間保持されます。60日が経過した場合は、最後のプロセスIDを0に設定して、ロードを実行してください。要員の詳細は、追加する要員ルールの決定を参照してください。データ管理でのビジネス・ルールの追加の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理のビジネス・ルールの追加を参照してください。
増分データをターゲット・アプリケーションに実際に送信するには、「ターゲットにエクスポート」を選択することもできます。
Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ管理の管理のデータ・ロード・ワークベンチの使用を参照してください。
ヒント:
データをロードした後、要員内の複数の既存の従業員、ジョブまたはエンティティのデフォルトを迅速に更新および処理するには、「一括更新」フォームを使用できます。これらのフォームを使用すると、データをロードした後、従業員、ジョブ、およびエンティティのデフォルトを迅速に確認および編集できます。各フォームは、最適な処理効率を実現するために設計されており、変更されたデータのみを処理するGroovyルールに関連付けられています。Planningモジュールの操作の複数の従業員およびジョブの詳細の更新を参照してください。