デフォルトの同期

エンティティのデフォルトが追加されたとき、または既存のデフォルトが変更されたときは、「デフォルトの同期」ビジネス・ルールを実行する必要があります。デフォルトの同期ルールを実行すると、更新された構成情報がプッシュされ、更新された情報に基づいてフォームの計算が行われます。

「デフォルトの同期」を実行するには、「アクション」「ビジネス・ルール」「デフォルトの同期」の順にクリックまたはタップします。右クリック・メニューを使用して「デフォルトの同期」を起動した場合は、選択されている従業員とジョブの組合せに対してこれを使用する必要があります。

対象にあわせて次のようにビジネス・ルールを実行します:

  • 1名のみの場合は、その人物の名前を含む行をハイライト表示してからビジネス・ルールを実行します。
  • 複数の人物の場合、または実行時プロンプトを使用してディメンションを選択する場合は、空の行をハイライト表示してからビジネス・ルールを実行します。

注:

既存の給与等級、福利厚生、税金または追加所得が更新された場合、更新された定義を従業員およびジョブにプッシュするには、コンポーネント定義の同期ビジネス・ルールを実行します。このビジネス・ルールは、エンティティのデフォルトを更新しません。

注:

新しいデータのインポートが完了したら、ビジネス・ルール「ロードされたデータの処理」を実行して、データをプランニング年範囲の必要な期間にコピーします。このビジネス・ルールを実行すると、代替変数&CurYrおよび&CurMnthからの情報がコピーされます。

ヒント:

複数の既存の従業員またはジョブのデータを迅速に更新および処理するには、「一括更新」フォームを使用できます。各フォームは、変更されたデータのみを処理するGroovyルールに関連付けられています。複数の従業員およびジョブの詳細の更新を参照してください。

注:

ビジネス・ルールの実行時に無効なデータに関するエラー・メッセージが表示された場合、ルールのエラー・メッセージのトラブルシューティングを参照してください。