従来のスナップショットとは、EPM Standard Cloud ServiceまたはEPM Enterprise Cloud Service環境でないOracle Enterprise Performance Management Cloud環境から取得されたスナップショットを指します。デフォルトでは、これらの環境は、ハイブリッド・キューブをサポートしないOracle Essbaseバージョン(非ハイブリッドEssbaseと呼ばれる)で構成されます。
次の従来の環境ではハイブリッドBSOキューブを有効にできるため、ハイブリッド・キューブをサポートするEssbaseバージョン(ハイブリッドEssbaseと呼ばれる)ですでに構成されている場合があります。
EPM CloudでのEssbaseの使用の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud管理者スタート・ガイドのEPM CloudのEssbaseについてを参照してください。
従来の環境では、recreate EPM自動化ユーティリティ・コマンドを使用したセルフサービス操作を利用して、非ハイブリッドEssbaseをハイブリッドEssbaseにアップグレードできます。Essbaseのアップグレード後に、Enterprise Planning and Budgeting CloudでハイブリッドBSOキューブを有効にできます。
注:
従来のPlanning and Budgeting Cloud環境をアップグレードして、ハイブリッドEssbaseを使用できます。ただし、これらの環境でハイブリッドBSOキューブの使用を有効にすることはできません。表3-1 従来のEPM Cloudのスナップショットの移行シナリオ
| 従来のスナップショット・ソース | 使用可能な移行パス | 使用できない移行パス |
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| Planning and Budgeting Cloud (非ハイブリッドEssbase) |
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| Planning and Budgeting Cloud (Plus Oneオプション付き) (ハイブリッドまたは非ハイブリッドEssbase) |
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| Enterprise Planning and Budgeting Cloud (非ハイブリッドEssbase) |
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| Enterprise Planning and Budgeting Cloud (ハイブリッドEssbase) |
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*Essbase 21cを使用するオンプレミス11.2.x Planningは、EPM Cloudに移行できません。 |
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